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2008-05-27

ランニングブーム・2

誰でも何処でもはじめられるランニングですが、実際に自分で考えたランニングコースを走ってみると、イメージと違うことが多々あります。例えば、自宅近くの公園も実際に自分の脚で走ってみると、驚くほど狭かったりします。同じように、バスで通っている駅までの道のりを自分の脚で走ってみると、近すぎて汗も出なかった?・・・等々の経験は、意外と多いものです。一方、逆に思い切って職場まで通勤ランをはじめようと自宅をスタートしたが、途中で力尽きてしまい・・・。

何れのケースもランニングコースの設定ミスによるものです。つまり、そのコースが自分自身の走力や体力、更に生活環境や生活リズムとかけ離れていることが、主な原因と思われます。このように、自分の生活スタイルに合ったランニングコースを探すには、幾つかの注意点が必要です。

まず、第一に安全の確保です。車の通りが激しいところや、同じ公園でも人や自転車等が常に密集しているところは、様々な危険が潜んでいるので、避けた方が賢明です。また、仕事の都合上、夜のランニングが主になっている方なら、街灯やナイター設備のある公園や陸上競技場等を利用することは、安全上とても重要です。

そして、実際にランニングをスタートし、ゴールする地点が自宅や職場なのか、それとも車や電車等で移動する場所なのかどうかも重要です。つまり、ランニングウェアーに着替えたりする場所や施設の確保。更に、その荷物や貴重品を安全に保管することが可能かどうかです。よく自分の車を荷物保管に使用するケースもありますが、ひと気のない場所だと車上荒し等の被害にあう可能性もありますので、注意が必要です。

同様に、帰宅途中のランニングについても、その場所が自宅と反対方向だったりすると、ランニング後に帰宅する時間がたいへん遅くなってしまいます。そのため、日々継続していくことが難しくなる方々も見受けられます。つまり、日常生活のリズムが大きく変化するような場所や環境は、あまりお薦めできません。やはり、無理なく日常生活の一部にランニングを組み込んでいくことが第一です。

まずは、その様な視点に立ってもう一度、自宅周辺や通勤途中の環境を見直すことからはじめてみましょう。意外とランニングに適した場所を近所で見つけられたりするものです。そして、他人に合わせるのでなく、自分の生活環境と生活リズムを第一に、自由な発想で自分独自のランニングコースを探してみましょう!

次回は、具体的なランニングコース設定について考えます。

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