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2008-12-29

年末年始

2008年も残すところあと数日・・・。今年もまさに、「あっ!」と言う間の1年でした(笑)。皆さんはどんな1年だったでしょうか?

さて、既に年末年始の長期休暇に入っている方々も多いかと思います。そして、ランニング三昧な日々を送るには絶好の連休・・・と、言いたいところですが、現実は大掃除や大晦日、元旦、初詣・・・とビッグイベントが目白押しとなる期間でもあります。おまけに元旦から駅伝中継が、これでもかと長時間に渡ってテレビ放映されます(笑)。

実は、ほとんどの市民ランナーの方々にとって、1年間で最も長期休暇を取得できる時期であるにも関わらず、1年間でランニングを阻害する要因が最も多い時期でもあります。少し極端な話になりますが、年末年始に限っては、「ランニングができない」と最初に覚悟を決め、「走れなくて当然」と肝に銘じることも必要になります。

・・・と言いながら本当に全く走らない訳にはいきません(笑)。特に1月末から3月にかけて開催される各地のマラソンを目指している方々にとっては、この年末年始は走り込みを実施しなければいけない重要な時期でもあるからです。(市民ランナーの方々で、年明けの1月から3月のマラソンで目標どおりの走りができなかった原因を突き詰めていくと、この年末年始にほとんど走ることができなかったことに行き着くケースが多いのも事実です。また、暴飲暴食の影響で体型も変化し、戻せない方々も・・・。)

しかし、最初からランニング三昧の計画を立ててしまうと、先に述べたような多くの阻害要因から計画倒れになるケースが多くなってしまいます。だからこそ最初に、走れなくても当然と覚悟を決め、その中から何ができるかを考え、できることを確実に実行することが大切になるのです。

具体例として、毎日2時間走ろうと決めたにも関わらず、実際は1日60分走るのがやっとだったとします。この場合、自分で立てた計画を実行できなかったことに対する精神的なダメージの方が大きくなります。特に、1年で最も決意新たにする次期であるにも関わらず元旦から、「今年もダメか・・・」とマイナス思考に陥り易くなってしまいます。皆さんの中にもそんな経験をお持ちの方は?

しかし、逆に何とか早朝の短い時間を確保し、30分のランニングを確実に実行することができたとします。そして、たまたま更に30分多く走ることができたとすれば60分となります。そんな時はとてもやる気に満ちてきます。いかがでしょうか?先ほどのケースとは全く逆になり、ランニングに対してもモチベーションが上がるのではないでしょうか?

このように年末年始は、自分自身が自由にできる時間帯をしっかりと把握し、その中で何ができるかを考え実行することを第一にしてほしいと思います。もちろん、そのためには家族や周りとの調整も必要になってきます。しかし、そういったことを考え、周りとの調整をすることは、マラソンを走りきるためにも必要不可欠な能力となります。

同時に、自分を取り巻いている周りの人たちに対し、「あの人の生活は走ることが中心だから・・・」と逆に思わせ、あきらめさせてしまうことも時には必要です。その結果、自分自身が好きなランニングを継続していく上で、必ずプラスに働いていくからです。(家族はもちろんですが、職場の方々へのそう言ったメッセージも時には、有給休暇等を取得する上で話し易くなることもあります。)

貴重な年末年始だからこそ単純に走りこむことだけでなく、好きなランニングを継続していくためにも周りからの理解を取り付けたり、自分自身の生活習慣や生活リズムを改めたりする絶好の機会にしてほしいと思います。

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