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2009-09-03
マラソン・1
9月に入りました・・・。
いよいよ本格的なマラソンシーズンに向けたトレーニングを・・・と、考えている人も多いと思いますが、いかがでしょうか?また、既に具体的な目標とするマラソン大会にエントリーを済ませている時期でもありますね。もちろん私が指導する選手(市民ランナー)たちも11月のマラソン大会を軸にエントリーを済ませています。
そこで今回から、今年の11月中旬から12月上旬までのマラソン大会に向け、具体的なトレーニング方法やその流れを考えていきます。
はじめに、既にこのブログでも何度か記載してきましたが、最も充実したトレーニングを実施できるのは、ほとんどの人の場合、週末です。また、マラソントレーニングの基本は、長く走るトレーニングです。まとめると、マラソントレーニングのベースとなるのは「週末に長く走ること」と、なります。まずは、この点をしっかりと押さえ、具体的なマラソントレーニングを考えていきます。
では、次に考えることは何でしょうか?
ゆっくり長く走るトレーニングについてでしょうか?・・・ペース走の距離や設定タイムでしょうか?・・・それとも、トレーニングの一環として出場予定しているハーフマラソン大会でしょうか?実は、どのトレーニング方法についても、最終的にはしっかりと考えていく必要はあります。
しかし、その前に確認し、把握しておく重要なことがあります。それは、9月の第1日曜日(土曜日も)から、目標としている11月から12月のマラソン大会1週間前の日曜日(土曜日も)まで、週末が何回あるかの確認です。
「えっ!そんなこと!」と、思うかもしれませんが、この点をきちんと把握しないまま、何となく週末ごとに長い距離を走っている人は意外と多いのです。そしてその結果、走行距離を増やした割には、マラソンの後半を失速したり、練習の一環として出場したハーフマラソンで大幅な自己新記録をマークしたのに、目標としていたマラソン大会は・・・。皆さんも、そんな経験はないでしょうか?
さて、今年の場合、9月の第1日曜日から11月中旬までの日曜日(土曜日も)は、10回から12回程度です。具体的な例として、11月22日(日)の「つくばマラソン」を目標にしている人なら、11回の週末があることになり、マラソンに向けた長距離走を最低11回は可能となります。
まずは、この点を最初にしっかりと把握します。そして次に、その11回の週末に、どのような内容の長距離走を、どのタイミングで取り入れていくのかを考えていくのです。※このような考え方を「期わけ」とも言います。
つづく。
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