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2010-12-15
師走
- 2010-12-15 (水)
- トレーニング計画
今年も残り1ヶ月を切りました。年内の主なマラソン大会もほぼひと段落し、何となく目標が見えなくなるような時期でもありますが、いかがでしょうか。
一方で、来年1月から2月のマラソンを目指しているランナーにとって、この12月は最も重要な走り込み期となります。特に、来年の1月末から2月にかけて、例年以上に大きなマラソン大会が集中しており、これまで以上に重要な時期とも言えるかもしれません。
ところが、既にこのブログでも何度か取り上げましたが、12月は1年で最も多くの行事が集中する月でもあります。では、具体的な行事と、ランニングに及ぼす影響をいくつかあげてみます。
◆忘年会:暴飲暴食により、単純に体調を崩し易くなる。また、2次会等のはしごをすることで、風邪をひいたりする可能性が高くなる。◆大掃除:ほこりを大量に吸い込むことで、体調を崩す。日ごろ持たない重たい荷物を持つことで腰を痛めたり、思わぬ怪我をする。◆年末年始:めったに会うことのない人たちと一緒に過ごす時間が多くなり、ランニングをする時間を捻出し難くなる。また、暴飲暴食による体調不良と体重オーバーに陥り易くなる。
以上のように、誰もが頭に浮かぶことであり、誰もが経験したことのあることだと思います。更に、それらのことは、自分自身の判断ではなく、周りの状況に振り回されることがほとんどなので、よりランニングを阻害する要因になると感じます。
しかし、上記の行事は、予め計画することなので、ランニングを継続していくための対策は、逆に立て易いはずです。実際に上記のような理由で、年明けのマラソンを失敗することが多い人は、まずは12月の予定表を書き出すことからはじめましょう。
そして、忘年会の翌日や大掃除の日に、重要なトレーニングを組み込まないようにすることは、年末年始のトレーニング計画にとって基本的なことです。もちろん、トレーニングの流れは重要ですが、忘年会翌日に無理して30k走を実施するより、臨機応変に日程をずらしていく方が、より効果的な場合もあります。
また、11月から12月上旬のマラソンを走った人は、夏以降からマラソントレーニングを継続しています。つまり、マラソンに対応できる身体を一度つくっているのです。そのため、結果の良し悪しに関係なく、年末年始の走り込みは臨機応変に対応することも可能です。
この点も踏まえて、次回から年末年始の具体的なマラソントレーニングを考えていきます。
つづく。
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