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2011-03-16

復興へ・・・

去る3月11日に「東北地方太平洋沖地震」が発生しました。まずは、被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになられた方々、ご遺族の方々には心よりお悔み申し上げます。

私が住んでいる千葉県君津市でもこれまで経験したことのない大きな揺れを体験しました。しかし、幸いなことに大きな被害はなく、私のランニング関係者や職場と職場の方々も全員が無事でした。また、マラソン練習会の会場としてお世話になっている千葉県富津公園も無事でした。

一方、各地で開催予定されていた各種マラソン大会の中止も相次ぎ、事態の大きさが伺えます。特に、世界選手権マラソンの最終選考レースに指定されていた「名古屋国際女子マラソン大会」の中止は、様々な意味で陸上界に大きな衝撃を与えました。

この大会には、私が直接コーチする3名の女子選手(市民ランナー)も出走予定でした。しかも3選手とも仕上がりは順調だっただけに、正直なところ悔やまれます。しかし、次のマラソンでは、被災された方々に勇気と希望を与える快走を期待しています。

さて、今回のような大きな災害の報道に接する度に、何もできない自分自身の無力さを感じます・・・。この様な気持ちは、多くの方々が感じていることと思います。

しかし、善意ばかりの気持ちで現地に赴いたり、根拠のない風評を含め、情報過多になることは、逆に事態を混乱させる原因にもつながっていくと考えます。今は、正確な情報や指示に従い、敏速かつ正確な行動をとることと、何より節電することが、被災した方々に対する支援の第一歩と・・・。

また、ランニングが可能な方は、単に自粛するのでなく、可能な範囲で確実にトレーニングを継続してほしいと思います。

「こんな非常事態時にランニングとは・・・」と、言う方々もいるかもしれません。しかし、その姿に「勇気と希望」を感じる方々も確実にいます。そして何より、自分自身の健康な身体と精神を保つことにもつながります。

最後になりましたが、一刻も早く、ひとりでも多くの命が助かることと、一日も早い復興を心より祈念いたいます。

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