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2013-04-04

期分け・64

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【期分け・64】前回は、マラソンを走った多くのランナーたちが、ゴール後に話している内容を実例としてまとめました。今回はその実例をもとに、スタミナを養成していくための時間や距離を考えていきます。※今回もサブスリーランナー(3時間突破)を軸に考えていきます。

はじめに、前回の実例をもう少し別の見方から考えていきます。

◆実例1).マラソンは、どんなランナーでも35kの壁がある。→ 特に、マラソンを2時間30分前後で走れる男子選手からサブスリーを目指す男女選手までと、レベルの高いランナーに多いと感じます。そして、この35kを時間に換算すると、概ね「2時間00分~2時間30分前後」に相当します。-①

◆実例2).初マラソンでも30kまでなら誰でも走れる。→ このコメントについても、初マラソンと言ってもある程度の走力が伴っているランナーたちです。具体的には、初マラソンでも3時間30分以内を目標にできるランナーたちとなります。ところが、更に速い3時間以内を目標にしているランナーに限っては、30k手前の25k前後で失速してしまうケースも多いと感じます。そして、このケースについても、25kから30kを時間に換算すると、概ね「1時間40分~2時間30分前後」に相当します。-②

◆実例3).どんなランナーでも実力に見合った設定タイムで刻んでいくと、2時間前後でスタミナは枯渇してくる。→ このコメントについては、上記の実例1と実例2を言い換えたような内容です。つまり、実例1のランナーたちは、ちょうど35k前後に相当し、実例2のランナーたちにとっては30k前後の距離となります。-③

以上のように言い換えることもできますが、いかがでしょうか?

次に、上記をもとにし、サブスリーランナーに置き換えた数値を考えます。

◆数値化1).①と②からスタミナが枯渇してくる時間は、「1時間40分~2時間30分」。-④

◆数値化2).③と④からスタミナが枯渇してくる距離は、「25k~30k」。-⑤

今回は、無理に話しを結びつけた感もありますが、まずはスタミナが枯渇してくる目安となる「時間と距離」が少し見えてきました。次回は、今回の数値をベースに、本命のスタミナ養成に結びつく「時間と距離」を考えていきます。

つづく。

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