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2013-06-05

期分け・67

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【期分け・67】今回は、これまでの流れを簡単にまとめてみます。はじめに、スタミナ養成に効果的な時間と距離をまとめると下記のようになります。

◆効果的な時間:1時間40分~2時間30分-①

◆効果的な距離:25k~35k-②

更に、ポイントを絞ると、スタミナ養成に効果的な時間は、「2時間」。また、距離としては、「30k」がひとつの目安になると考えます。これについては、様々な考え方があり、絶対とは言えませんが、少なくとも私自身の経験上、とても効果的と考えます。

同じく、上記を効率的に導くスピード(設定タイム)についてまとめると、次のようになります。

◆効果的な時間のスピード:ゆっくりでもOK-③

◆効果的な距離のスピード:5kのスピードを100%と、した場合の83%~87%-④

もちろん、より速く走ることが効果的と言うわけではありません。特に、走歴や走力の不足しているランナーが全力に近いスピードで走り続けることはおすすめできません。既に何度も話していますが、その最大の理由として、怪我や故障に直結し易いことは言うまでもありません。

更に、サブスリーレベルのランナーを例に考えた場合、脚つくりとして走り込んでいくスピードは、上記④から導いた4分30秒前後が効果的です。同時に、そのペースで30k走ると、2時間弱となります。

ところが、前回の「期分け・66」にも記載したとおり、これから気温や湿度が一段と高くなってくるコンディション下では、身体へのダメージや負担はより大きくなる方向に変わっていきます。もちろん、この点も前回少し触れましたが、この時期は設定タイムと距離を見直す必要があり、重要なポイントとなります。

では、この時期は具体的にどのような設定タイムに変更し、どの程度の距離にすることで、スピードとの両立が可能になるのでしょうか?

次回からは、この点にポイントを絞って考えていきます。

つづく。

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