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2014-04-03

期分け・84

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【期分け・84】いよいよ新年度がスタートしました。それに伴い職場や生活環境が変わる方も多いかと思います。もちろん、ランナーの方々にとってランニングは生活の重要な一部なので、「自分自身を取り巻く生活環境の変化に左右されることはない」と、誰もが考えます。しかし、「ランニングほど生活環境の変化から影響を受けるスポーツは珍しい」と、思う例をこれまで数多く見てきました。

考えられる理由は様々ですが、最も大きな要因のひとつは、「自分自身の身体と心だけで勝負するスポーツ」だからではないでしょうか。つまり、マラソン(長距離)は、道具を使わず、シンプルに自分自身の身体を如何に速く遠くに運ぶスポーツだからです。そこには、ランニングフォームとかペース配分とかでなく、とにかく1番最初にゴールしたランナーが最も讃えられ、過去の実績やどこに所属し、どんなトレーニングを積んできたかは全く問われない世界でもあるからです。

まさに、公務員ランナーとして日本マラソン界を牽引している川内優希選手のランニングライフがそれを証明していると言えます。それは上記したように「生活環境の変化から大きな影響を受けるスポーツ」と言いつつ逆に、その生活環境をどのようにとらえるかは個々の問題であり、マラソン(長距離)は、「どんな環境からでもトップを目指せる数少ないスポーツである」とも言えるからです。

同様に、新年度から職場や生活環境が変わったランナーの方々にとっては、その変化こそがこれまでのマンネリ化や記録の頭打ちを打開するチャンスかもしれません。もちろん、そんな簡単な話しではありませんが、少なくともそのようなとらえ方は重要です。川内優希選手も4月から転勤となり、新しい職場環境からの世界挑戦となります。そして、新年度も変わりなく、その川内優希選手が日本マラソン界を牽引していくと…。

さて、4月に入り、国内の大きなマラソンや駅伝大会はほぼひと段落ついた感じです。同時に、陸上競技としては、いわゆるトラックシーズンの開幕となります。マラソンブームが到来し、それを期にランニングをはじめた方々にとっては、馴染みの薄い感もあるかと思います。本来、陸上競技は、100mからはじまる短、中、長距離種目、走幅跳等の跳躍種目、ハンマー投等の投てき種目などがあり、陸上競技場で実施する競技です。つまり、マラソンはそのひとつに過ぎないのです。しかもマラソンは、公道(ロード)で競う特殊な種目とも言えます。

そして、4月からは、「スピード養成期」と位置付け、積極的に10k以下の短いレースに出場したり、スピード系のトレーニングを多く取り込む時期となります。まさに、トラックシーズンと一致します。次回からは、スピード養成期の一環としてトラックを積極的に走る点にスポットを当てて考えていきます。

つづく。

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