Home > Archives > 2015-12-10
2015-12-10
福岡国際マラソン・2
- 2015-12-10 (木)
- マラソン
【福岡国際マラソン・2】伝統の福岡国際マラソン選手権大会が、12月6日に開催され、今大会は来年開催されるリオ五輪の日本代表選考レースでもありました。結果は、日本人1位は佐々木選手が「2時間8分56秒」。また、注目の公務員ランナー川内選手は8位に終わりました。
さて、かくいう私もほぼ毎年この大会に選手のコーチとして帯同しており、もちろん今年も沿道から応援しました。ところが、男子マラソンの場合、女子マラソンの応援と違い、全体的にスピード感があります。したがって、地下鉄等の交通機関を活用しても直接応援できる箇所は限られてきます。
ここ数年は、スタートを見届けた後は18k付近で応援し、ゴールの平和台陸上競技場に戻って残り300m付近で応援するのが通例になっております。最初のスタート地点では緊張感とリラックスしたマラソン独特の雰囲気が入り混じっており、選手の顔からも笑顔が見られます。
18k付近では、どの選手も記録を目指す気迫が表情や走りから感じることができ、それぞれの集団で通過していくのが特徴的です。なかでも市民ランナーの大きな集団としては、2時間20分突破を目指す集団、2時間27分突破を目指す集団、2時間30分突破を目指す集団の3つが沿道からも確認できます。そして、2時間40分突破を目指す集団は、どの集団よりも大きくなっています。これらの集団は毎年恒例となっており、今年もそれぞれの集団が目の前を駆け抜けていきました。
もちろん、この地点ではどのランナーも元気です。
スタートして2時間5分あたりが経過すると、先頭のランナーが平和台陸上競技場に戻ってきます。今年は3位に入賞した佐々木選手が、2時間8分台に入るか否かの微妙なタイムで残り300mを通過しましたが、渾身のラストスパートで見事に2時間8分台を達成しました。
競技場に帰ってきたランナーたちにとって残り300m地点は目標の記録を突破できるか否か、最後の見えない関門です。まるでトラック競技のような猛スパートで壁を突破するランナーがいます…。逆にそこで立ち止まってしまうランナーがいます…。まさに人間ドラマです…。涙が出てきます…。
■2時間20分突破の市民ランナー数:0人。■2時間27分突破者数:74名、2時間30分突破者数:115名、2時間40分突破者数:430名。
出場されたランナーの皆様、たくさんの感動ありがとうございました!
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
Home > Archives > 2015-12-10
- Search
- Feeds