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2016-08-04

夏合宿・3

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【夏合宿・3】今回は、確認事項2について掘り下げていきます。

■確認事項2).合宿地のトレーニング環境(ランニングコース、その他のトレーニング施設、合宿地での移動手段、他)。

至極当然のことですが、涼しい場所で合宿を実施しようと企画しても、単に涼しいと言うだけの場所で走ることはできません。つまり、合宿を実施しようとしている場所にランニングに適した環境があるか否かの確認が重要かつ必須条件になります。

同時に、走り込みの目的に沿ったランニング環境であるか否かの確認も必要になります。具体的には、平らなコースで走り込みを実施したいにも関わらず、起伏の激しい山岳コースしかないとか、トラックでのスピードトレーニングも取り入れたいと思っても、それに準ずる施設がひとつもないとか…。現地に移動した後、自分自身でイメージした合宿計画とマッチしないトラブルは意外と多いのです。

また、目的に沿ったランニング環境が整っていたとしても、宿泊先からランニングコースが何キロも離れているとか、隣町までいかないとトラックが無いと言ったケースも意外と多く、現地入りしてからの移動手段を考えていなかったが故に合宿地でのランニング環境を活かしきれないケースも実際におこります。

もちろん、これらのトラブルを未然に防止するためにも、十分な下調べは必要不可欠になります。そのため、事前に合宿地のHPを確認したり、直接電話で確認したりすることはもちろんですが、その合宿地で実際にトレーニング経験のある方から具体的な話を聞いておくことも必要です。

そして、それらの情報と自分たちが実施しようとしている合宿の目的や内容と合っていない場合、合宿地の環境に合わせたトレーニング内容の変更が可能か否かを検討し、難しいと考えるなら合宿そのものを見合わせることは選択のひとつと、決断することも時には必要になります。

短期間で充実した合宿を実施しようと考えた場合、合宿地の情報収集は必要不可欠であり、トレーニング環境等の必須事項については、十分に確認し吟味するようにしましょう。

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