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2017-02-24

強化合宿

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【強化合宿】先日の2月18日(土)から2泊3日の日程で、日本盲人マラソン協会主催の強化合宿を我々の練習拠点としている千葉県富津市富津公園で実施しました。

ご存知のとおり、富津公園は箱根駅伝3連覇を達成した青山学院大学をはじめ、多くの大学や実業団チームが練習拠点として走り込んでいます。今回の合宿間においても実業団チームのHONDAを筆頭に東京農業大学、東海大学、神奈川大学、中央学院大学の軽やかな走りを見ることができました。

さて、今回の合宿は、選手18名、伴走者21名、それにスタッフを加えた合計43名での合宿となりました。特に昨年のリオパラリンピック後、次世代候補選手も加えたので、合宿参加人数は40名をこえるのが常態化してきました。

また、練習においては良い意味で走力別にグループが形成されるようになり、選手間での競争も激しくなってきました。同時に伴走者への負担も相当なもので、1日の走行距離が50k以上になる日も常態化してきました。

リオパラリンピック代表で全盲の和田選手は、合宿初日に「2k(6分20秒)× 4本+1k(3分以内)」のインターバルを実施し、翌日は「30k走(3分45秒/k)」を実施するなど、走り込みの質もかなり高くなっております。

今回、和田選手の伴走者は順天堂大学の学生選手2名にサポート頂き、上記したハードなトレーニングを実施することができましたが、学生選手たちのダメージも相当なものになりました。

一方、リオパラリンピック代表の堀越選手は伴走者無の単独走ですが、脚の故障もようやく完治しました。合宿2日目に「40k走(3分45秒/k)」を実施し、翌日は強風の中でしたが「3k(9分30秒以内)× 3本」を消化するまでに復調してきました。

同様に、先日の別大マラソンで快走した選手たちも順調に回復してきており、次のチーム目標は4月に開催される「ワールドカップマラソン(ロンドン)」になります。そして、そこに向け、今回の合宿から5週連続の強化合宿となります。選手・伴走者にとってはかなりハードな日程になりますが、「しっかりと鍛えて、しっかりと成果」を残せるように取り組んでいきます。

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