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2018-06-21

夏の北海道

【夏の北海道】日本ブラインドマラソン協会主催の強化合宿も7月と8月は、北海道でも実施します。先週は、その北海道合宿でのトレーニング環境を視察に行ってきましたが、現地入りした日は気温が10度を下回っていたので、とても驚きました。

また、昨年の北海道合宿中は、逆に気温が38度に上昇する日もあり、その日は国内で最も暑い地点にもなりました。ここ数年、異常気象と言う言葉もすっかり定着した感もありますが、2020東京パラが不安になります。

さて、ご存知の方も多いと思いますが、夏の北海道はマラソンや駅伝を目指す実業団チームや学生チームの合宿拠点として定着しています。そのため、トレーニング環境は充実しており、選手やチームを受け入れる体制も十分に整っています。

もちろん、その整った環境は視覚障がい選手たちも十分に活用できます。実際に、2016年のリオパラリンピックでは、北海道合宿での成果がメダル獲得につながりました。

今回、事前視察を実施したのは、新しいトレーニング環境を現地スタッフの方と確認することが最大の目的でした。特にロードでの新しいトレーニングコース確保は東京パラを目指す上でも必須です。

実は、視覚障がい選手の場合、一般選手のように路面の凹凸を自分自身で判断し、回避しながら走っていくことはできません。そのため、意図的に不整地を走るクロスカントリーコースでの走り込みは、残念ながら回避させるのが一般的です。

同様に、一般道路での走り込みも、車のわだちや凹凸がひどい場合、そのコースは走らせません。そのため、一般の選手たちが良いと感じているコースと、視覚障がい選手たちが良いと思っているコースとの間にギャップが存在します。

今回の視察はそれらの問題を解消し、視覚障がい選手が安全に確実に走り込める条件の整ったコースを確認することが目的でした。あらためて、2020東京パラに向け、残された夏はあと2回です。暑さ対策等の課題もありますが、大切な点はどこでどのようなトレーニングを積みながら調子を合わせていくかです。

今年の北海道合宿は、それらの課題を解消していく上で重要な位置付けとなります。

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