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2018-09-07

秋の走り込み

【秋の走り込み】今年も9月に突入しました。記録的猛暑だった夏から本格的な秋へと季節は移っていきます。と、言いながら9月も猛暑が厳しく本格的な距離走やペース走を実施していくには厳しいコンディションは続きます。

また、来年1月以降のマラソン申込がはじまる時期でもあり、トレーニング計画を考える前に「大会申込ありき」なのが今の時代です。まずは大会申込みを確実に実行しましょう。

さて、9月は本格的なマラソンシーズンへの入り口に当たる月です。夏の間は「ゆっくり長く」をメインに走り込んできた方が多かったと思います。特に、この「長く」は距離よりも時間を指し、長い時間をゆっくり走り込むことで土台となるスタミナ養成をしました。

9月からの走り込みも、残暑の影響もあるので「ゆっくり長く」が軸になりますが、9月からの「長く」は時間から距離にシフトしていきます。つまり、30kなら30kを、ペースを落としてでも確実に走り切ることを目指します。

9月も富津練習会を軸に走り込んでいきますが、毎年9月は無理に設定ペースを上げて、途中で失速する姿を多く見受けます。もちろん、誰にでもあり得ることなので、次回の練習会で修正すれば良いのですが、同じことを繰り返し、そのまま目標のマラソンも失敗する方もいます。

大きな理由のひとつとして、9月に入ると、10月以降のマラソンが急に身近に感じてくるからです。そのため、日々の練習も気持ちばかり先行し、どの練習も最後は失速する「負の連鎖」に陥るからです。

これは年間を通じて共通することですが、まずは確実にやり遂げることが大切です。その積み重ねがマラソンにつながります。あたり前のことですが、9月に入ると頭で理解していることと、行動していることが大きく乖離し易くなると感じます。

「ゆとりを持って走り込む」

これは簡単なことのようで、最も難しいことです。それは勇気も必要だからです。つまり、周りの練習に惑わされす、ぶれない強い心を持ち続けることが必須になるからです。今年の9月は、自分自身としっかり向き合うことから…。

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