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2019-07-19

夏の走り込み・4

【夏の走り込み・4】今月16日から北海道北見市において、日本ブラインドマラソン協会主催の強化合宿を実施しており、この北見市においての強化合宿は毎年恒例となっております。また、同時期に開催されているホクレンディスタンスにも参戦しております。

まずは、ホクレンディスタンスにおいて「視覚障がい男女5000m」の実施にご尽力いただいた関係者の皆様方に、あらためて厚く御礼申し上げます。

我々の初戦は17日に開催された北見大会でした。結果は、ホームストレートの強い向い風などの影響で目標の記録を残すことはできませんでしたが、どの選手も現状の力を出し切ることはできました。

さて、この北見合宿に至るまでの間、長野県菅平や千葉県富津などで走り込みを実施してきましたが、今年は記録的な天候不順が続いております。したがって、7月にも関わらず、暑さに悩むことなく走り込めてきました。

しかし、この北海道北見市に入ってからは晴れの日が続いております。そんな中、18日は最初の40k走を実施しました。スタート時の気温は28度前後でしたが、風も強かったので少し設定タイムを落としてスタートしました。

ところが、途中から調子を崩す選手も出てきて、最後までゆとりを持って走り切れた選手の方が少ない状況でした。また、不調に陥った選手たちは軽い熱中症になっており、7月に入っているにも関わらず、体が暑さに順化していなかったことを露呈した結果となりました。

専門的なコメントはできませんが、天候不順の影響で涼しい中ばかりでの走り込みとなり、体が暑さに順化していなかったということです。例年だと、7月時点で気温が28度の場合、「今日は気温が低くて走り易い」となっているのですが、今年はその気温だと、体が暑さに対応できなかったということです。

来年の東京パラリンピックは「暑さ対策」が重要なポイントになり、様々な暑熱対策を実施しております。しかし、今年のような天候不順が続いた場合、逆にどのように対応していくのか?

暑さばかりに気を取られてきましたが、まさかの冷夏を想定しておくことも必要かもしれません。

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