Home > Archives > 2019-10-09

2019-10-09

再び走り込み・2

【再び走り込み・2】10月に入り、いよいよ本格的なマラソン・駅伝シーズンの到来です。私がトレーニング拠点にしている千葉県富津公園においても、駅伝を目指している実業団・学生チームが増えてきました。

6日の富津公園も、東日本実業団駅伝を目指している実業団チームが5チーム、箱根駅伝予選会を目指している学生チームが5チーム。それぞれのチームが集団でペース走やインターバル走を実施していました。

毎年のことですが、10月以降の富津公園では実戦に近いペースで走り込んでいるチームが増えるので、選手たちの走りにも気迫を感じます。また、どのチームのトレーニング内容も大きな違いはないように見えます。

しかし、実際のレースでは1位から最下位まで、正確な順位とタイム差がでます。もちろん、その順位や記録の変動はありますが、ある程度上位に位置しているチームは安定しています。

今は、どのチームも年間を通じて計画的な強化を実施しています。にもかかわらず、チーム力の差が結果としてあらわれます。10月時点の富津公園では、チーム間の差は小さいと感じることが多いのですが、結果としては順位やタイム差が大差となったりします。

「チーム力の差は何か?」

この答えを正確につかみ、そこを確実にとらえる何かをプラスできれば、どんなチームも必ず良い結果を残せるようになるはずです。しかし、現実はその何かを見つけることが最も難しく、どのチームも様々な角度から検討し、試行錯誤を重ねています。

今年もチーム力を上げるための何かを加えながら仲間たちと切磋琢磨を重ね、全国の駅伝ファンに多くの感動と勇気を与えることでしょう……。

Home > Archives > 2019-10-09

Search
Feeds

ページの先頭へ