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2021-02-16

冬を走る・13

【冬を走る・13】2月28日は、びわ湖毎日マラソン大会が開催されます。同大会は1948年に第1回大会が開催されるなど、現存する日本最古のマラソン大会とも言われております。しかし、諸事情により今回の開催でその歴史に幕を下ろすことになるようです。

マラソンファンとしてはとても残念な気持ちですが、これもマラソン大会そのものが都市型市民マラソン化に向かっている影響でしょうか。同様に、採算性や大会そのものの在り方など、エリートに絞ったマラソン大会を維持・継続していくことが難しくなっているのかもしれません。

最後のびわ湖毎日マラソンとなる今大会ですが、そのエントリーリストを拝見すると、逆にかつてないハイレベルな大会になりそうです。あらためて、今大会に出場される皆様方の快走を心より祈念いたします。

さて、いつもこの富津で一緒に切磋琢磨している仲間からも、3選手が最後のびわ湖毎日マラソン大会に出場します。大会当日まで2週間を切り、いよいよ最終調整に入りました。幸い、3選手とも好調な仕上がりなので何とか自己記録を更新してほしいと願っております。

また、約1ヶ月後には、名古屋ウィメンズマラソン大会が開催されます。この大会にも、富津で切磋琢磨している仲間が多数出場予定です。コロナ禍の影響で思うような走り込みができなかった方もいますが、体調は万全に整えてほしいと思います。

そのびわ湖毎日マラソン大会に向けては、質をキープしながら量を落としていく調整段階です。既にこのブログにおいても調整の話を記載してきましたが、何度やっても「大丈夫」と言った調整方法はありません。最終的には自分自身で「大丈夫」と、気持ちをコントロールしていけるか否かが最終調整のポイントとも言えます。

一方の名古屋ウィメンズマラソン大会に向けては、もう少し走り込める時間がありますが、スタミナの不安からつめこみ過ぎると、その反動が必ずレース直前に出てきます。そうなると、もはや打つ手が無くなります。この点のサジ加減についても「大丈夫」と言った法則はありません。最終的には自分自身で「大丈夫」と、気持ちをコントロールしていけるか否かがポイントになります。

何となく無責任な言い方になりましたが、どちらの大会に向けても「迷ったら休養」を忘れず、疲労回復と体調重視で調整してほしいと思います。

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