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2022-02-24

冬を走る・8

【冬を走る・8】今週末から大きなマラソン大会が3週連続で続きますが、最初の大阪マラソンに関しては、すでに出場ランナーの制限が発表されており、多くの市民ランナーは出場することができなくなりました。

さらに、3月に入ると、東京マラソン、名古屋ウィメンズマラソンと続きますが、今のところ出場制限のような発表はなく、このまま何もないことを祈るばかりです……。

また、毎年この時期は冬から春へと暖かい方に季節が移行していきます。そのため、長距離・マラソン選手にとっては、気温の上昇に伴い、調整が難しいと感じる選手も多くなる季節かもしれません。

実は、3月から4月は、マラソン大会の開催も意外と多く、同時期のマラソン大会を目標に走り込みを継続しているランナーの方々は特に、体調管理に注意してほしいと思います(花粉症もはじまったので)。

さて、昨日までの日程で、いつもの千葉県富津市富津公園において強化合宿を実施しましたが、別大マラソンも終わり、次は4月の「かすみがうらマラソン」が目標になります。もちろん、全ての選手がそれを目標にするわけではありません。トラックシーズンに入るので、そちらに目標をシフトしていく選手もいます。

特に、マラソンをメインに考えている選手たちの中には、4月からスピード強化の一環として積極的にトラックレースを走ると決めていたにも関わらず、結局は「何も走らなかった」と振り返る選手は、毎年一定数します(一般の市民ランナーの皆様も含め)。

ロードで実施される各種マラソン大会に関しては、常にアンテナを張って、大会申込みを抜け目なく実行できる方でも、トラック競技になると……。そんな方も今年はトラック競技だけでなく、河川敷などで定期的に開催されている10k以下の短いレースにも積極的に参加するのはいかがでしょうか。

マラソンは何十回も完走しているのに、ハーフマラソンより短い距離のレースはほとんど走ったことがない方は意外と多いからです。極端な例えになりますが、オリンピックのマラソン代表に選考される選手で、トラック競技や駅伝などを走ったことがない選手はいません。もちろん、それに対する例外も皆無です。

つまり、マラソンの自己記録を更新するためには、トラック競技や駅伝(短い距離のレースなど)を走ることは、必要不可欠なのです。

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