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2023-02-10

冬を走る・11

【冬を走る・11】今年も伝統の別大マラソン大会が開催されました。そして、今年もブラインドマラソン部門も実施いただきました。まずは、大会関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

また、今年はコロナ禍による制約はほぼなくなり、いつもの活気ある姿に戻りました。そんな状況を祝福するかのように、大会当日のコンディションは懸念されていた風もほぼ無風で、最高のコンディションとなりました。

ちょうど1週間前の大阪国際女子マラソン大会は、後半の寒風に多くの選手たちは失速していましたが、今大会はその風の影響が最小限に抑えられたこともあり、上位選手を筆頭に好記録が続出していました。

もちろん、富津合同練習会で切磋琢磨してきた仲間たちも同大会には多数出場しました。特に、「2時間35分から2時間40分」を目標タイムに走り込んできた方々が多数エントリーし、個人的にも楽しみにしてきました。

さて、1週間前の大阪国際女子マラソン大会に出場した方々も同様でしたが、走力が近い者同士、切磋琢磨しながら走り込んでいくのは、最も効率のよいトレーニング方法のひとつです。これは、別大マラソン大会においても同様です。

そして、大会当日もその切磋琢磨した仲間同士で集団を形成できれば理想的です。しかし、別大マラソン大会に関しては、2時間30分突破を目標にしたランナーたちの集団が比較的大きくなる傾向が強く、2時間35分前後を目指す集団はあまり目立ちません……。

ところが、今大会に関しては、2時間35分前後の記録を目標にした集団は富津合同練習会のメンバーを中心に形成され、比較的大きな集団となっていました。また、その集団は30k以降も大きく崩れることなく、ゴールまで集団を形成しながら粘り倒していきました。

どの選手も課題だった30k以降は、いつものように仲間と競り合うことで、最小限の失速に食い止め、富津合同練習会のメンバーたちは自己新記録ラッシュとなりました。実は、今回のように日ごろから切磋琢磨している仲間たちと、まるで練習会のように実際のレースを走れることはなかなか実現しませんでしたが、今大会はその想いが届きました。

来年の別大マラソン大会では今大会と同じメンバーが更に上の記録を、今回と同じようなレース展開で戦えるよう、富津合同練習会で更に切磋琢磨してほしいと願っております……。

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