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継続は力なり

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新年明けましておめでとうございます。本年もこのブログ共々よろしくお願い申し上げます。

ところで年末年始は、予定どおりのトレーニングが実施できたでしょうか?予定どおりにトレーニングを消化できた人、残念ながらそうでなかった人も、それぞれの目標に向かって地道な走り込みを今年も継続してほしいと思います。

月並みな言い方ですが、「継続は力なり」です。

さて、正月恒例の「ニューイヤー駅伝」、「箱根駅伝」と、テレビの前にクギ付けとなった人も多かったのではと思います。かくいう私もまさにそうでした・・・。そして、どちらの駅伝も、フルマラソン以上の長丁場をライバルチームと激しく競い合い、その間、何度も抜いたり離されたりを繰り返しながらのデットヒートでした。

そんな中、今年の大会は駅伝史上かつてない僅差の戦いとなりました。観戦している私たちはともかく、タスキを付けて勝負している各選手や、監督をはじめとする関係者方は、かつてない緊張感の中での激しい戦いだったに違いありません。至極当然のことですが、たったの「1秒」でも勝ち負けが決まります。その結果、天国と地獄ほどの違いが待ち受けます。特に、今年の駅伝はその傾向がより強かったと感じました・・・。

そして、そんな駅伝観戦の後は、どんな人でも頑張る気持になります。特に、今月末から2月のマラソンを目指しているランナーにとっては、これ以上ない刺激になったことでしょう。

ところが、マラソンは駅伝と違い、たったのひとりで最後まで走り抜かなくてはいけません。そのため、駅伝選手のように前半からトップスピードで押し切るような走りでは、ゴールにたどりつけません。同時に、駅伝では無理して予定より速いスピードで通過した記録を、前半(前区間)での「貯金」と言いますが、マラソンの場合、前半の無理は必ず後半の「借金(失速)」となります。

また、仲間とチームのために前半から積極的に走る駅伝と違い、30k以降のためにゆとりを持って後半まで体力を温存しながら走るのがマラソンです。もちろん個人差はありますが、マラソンは駅伝と違い、前半から飛ばしていった人は、かなりの確率で後半失速します。少なくとも私自身は、この失敗パターンを数多く目にしてきました。

この点は、コーチとして肝に銘じ、今年も地道に堅実なトレーニングと練習会を継続していきます。

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