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IPC世界陸上競技選手権大会・2

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1月17日、IPC世界陸上競技選手権大会に出場するため、成田空港から約11時間のフライトで、ニュージーランド・クライストチャーチに入りました。日本との時差は4時間で、こちらの方の時間が進んでいます。そのため、いわゆる「時差ボケ」を感じることはほとんどありません。また、季節は夏ですが、到着した18日はあいにくの雨で、かなり肌寒い感じでした。しかし、翌日は晴れて夏らしい天気になりました。ところが、本日は再び雨が降り、気温も10度前後と、かなり寒いです。

このように入国してわすか3日間ですが、天気や気温が激しく変動しています。至極当然のことながら、選手たちの体調やコンディションが心配になってきますが、大きなトラブルもなく全選手とも元気です。

また、入国直後から慌ただしく参加選手たちの「クラス分け」が行われています。今大会でクラス分けを受ける日本選手は3名でしたが、全員が無事にクラス確定となりました。

さて、今大会の私は、日本代表チームのヘッドコーチという立場なので、選手やコーチ陣のことはもちろん、目に見えない雑務に追われています。そして、昨日はその大切な仕事のひとつである「ユニフォームの申請」を実施してきました。

言葉だけを聞いてもピンとこないと思いますが、オリンピックも含めた国際大会になると、競技場内やその周辺施設で選手が着用するジャージやユニフォーム等を予め大会側に申請しておく必要があります。もちろん、荷物を入れるバックや帽子等も申請する対象になります。別の言い方をすれば、申請していないジャージやTシャツ等を着用しての競技はもちろん、サブトラックでのウォーミングアップ等の実施も禁止となります。

同時に、申請した日本の公式ユニフォームだとしても、国名字の大きさやメーカーロゴの大きさや個数に至るまで、細かい国際ルールが規定されています。そのため、規定に違反している個所は、ガムテープ等を貼って隠さなくてはいけません。残念ながら日本もいくつか指摘を受けました・・・。

また、入国した翌日の早朝に抜き打ちドーピング検査を受けた選手もいました。今や、ドーピング検査は、競技場以外の自宅や宿泊先にもやってきます。もちろん、いかなる理由であろうと、これを拒否すると直ちに失格になるのは言うまでもありません。

このように、国際大会になると、ひとりの選手がスタートラインに立つまでに、クリヤーしておく事項がたくさん出てくるのです。

つづく。

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