【期分け・5】市民ランナーの方々も4月から6月頃までを「スピード養成期」とし、積極的に短い距離のレースを走ってほしいと思いますが、どんなレース(大会)を走っていけば良いのでしょうか。早速、具体例をあげながら考えていきます。
◆出場レース1).各種ロードレース:10k以下の部。◆出場レース2).各種駅伝大会:ひと区間が2kから5k前後の市民駅伝。◆出場レース3).各種陸上競技会:トラックで実施される各種記録会や陸上競技会。
以上3つが主な出場レースになりますが、特に目新しい感じはありませんね。実際にこの時期は上記のようなレースに出場している方も多いと思いますが、いかがでしょうか。
では、どのような点がスピード養成につながっていくかを出場レース毎にもう少し考えてみます。
はじめに、上記3つの出場レースに共通するマラソンと相違する点をあげておきます。
◆共通点1).スタート前になぜか緊張する。◆共通点2).レース中は最後まで苦しい。◆共通点3).ペース配分がわからない。
3つとも個々の主観的な内容ですが、客観的に見てもそのように感じます。つまり、マラソンと大きく違う点として、心拍数が上がり、呼吸も苦しくなることです。もちろん個人差もあり、マラソンと同じようなスピードで最後まで走る方もいますが、マラソンと違う苦しさを体感することが「スピード養成期」の目的でもあります。
また、単に心拍数を上げて、呼吸が苦しくなるなら、インターバル系のトレーニングを実施すれば良いのですが、大切なポイントは実際のレースを走り、実戦で体感することなのです。この点が「スピード養成期」の重要なポイントであるとも考えます。
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