【期分け・7】前回は、気温が高くなってくるこれからの季節は、実業団選手や学生選手たちもハーフマラソンやマラソンよりトラックの5千mや1万mを積極的に走る話しをしました。
もちろん市民ランナーの方々も、一流ランナーたちが実践していることを少しでも取り入れていくことは大切です。ところが、市民ランナーの方がそもそも慣れていないトラックで1万mを走ることは簡単なことではないと想像できますが、いかがでしょうか。
しかし、各種ロードレースにおいては、積極的にハーフマラソンやマラソンにエントリーしています。そこで、少し視点を変えて、同じ大会に「10kの部」があるならそれを走ることは誰でも簡単にできます。
中には、同じ参加料金を支払って、わざわざ短い距離を選択することはもったいないと、感じる方も多いと思いますが、是非とも10k以下の部にエントリーしてほしいですね。
さて、前置きが長くなりましたが、この時期に10k以下のロードレースに出場する目的は次の3つです。
◆目的1).ウォーミングアップの方法を身につける。◆目的2).スタート直後から積極的にスピードを出していく感覚を身につける。◆目的3).相手との競り合いを通じて粘り強さを身につける。
至極当然のことながら、大会を走る目的はそれぞれが決めることであり、様々な視点があってしかるべきです。しかし、上記3つにあげた点については、意外と市民ランナーの方々が見落としている点であると感じます。
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