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夏の走り込み・5

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【夏の走り込み・5】今回から3つの暑さ対策について、それぞれ掘り下げていきます。

■暑さ対策1).涼しい早朝に走る。

最も代表的な暑さ対策のひとつですが、要は涼しい時間帯に走ることです。そして、涼しい時間帯は1日に2回あります。早朝と夕方(夜)です。今回は早朝ランニングについて考えていきます。まずは早朝ランニングのデメリットについてです。

■デメリット1).起床時は前日の夕食からの時間が空いており、身体はエネルギーが枯渇した状態で体温も低くなっている。その状態で走ると体調を崩す可能性がある。■デメリット2).睡眠時の発汗により起床時は脱水状態であり、そのまま走るのは危険である。■デメリット3).睡眠時にリラックスした状態(副交感神経)から無理に、活動的(交感神経)に身体を動かそうとするのは大きな負担となる。

大きく3つのデメリットをあげましたが、寝起きの身体にランニングのような運動は負担が大きすぎると言うことですね。至極当然のことですが、何よりも健康が第一です。特に初心者の方や体調に不安を抱えている方は注意です。

では、逆に早朝ランニングのメリットは?

■メリット1).早朝は身体のエネルギーが枯渇した状態なので、そのようなときにランニングを実施すれば脂肪を燃焼しやすくなり、体内のエネルギーを効率よく使える身体になっていく。■メリット2).早朝に朝日を浴びることで体内時計が正しく働くようになり、心身ともに健康的になる。■メリット3).早朝はアフター5と違い突発的な用事も入りにくく、起床時間を決めれば規則正しい生活と計画的にランニングを継続していける。

特に、メリット1とメリット3については、マラソンに向けた走り込みを継続していく上で重要なポイントになります。しかし、デメリットにあげたような危険とも隣り合わせであり、次の注意が必要です。

■注意点1).起床したらまずは水分補給をし、直ぐに走らない。■注意点2).屋外に出たらいきなり走り出さず、ウォーミングアップを兼ねて体操やウォーキングからスタートする。■注意点3).原則として早朝ランニングは強度を低くして、スピードを上げないようにする。

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