【調整とレースについて・2】目標のマラソン大会に向け、ハーフマラソン等のレースを調整(練習)の一環として出場していくことのメリットと、デメリットについて考えていきます。
はじめにメリットについてですが、何と言っても公務員ランナーの川内優輝選手がこの方法で素晴らしい成果と実績を残しております。もちろん、市民ランナーの皆様にもレースを活用した調整をしている方は多数おり、川内選手同様に成果と実績を残している方もいます。
あらためて、各種レースを調整(練習)の一環として活用することのメリットを幾つかあげていきます。
■メリット1).大会参加費を払っているので、体調不良以外は必ず出場する。→トレーニング計画を確実に実行できる。■メリット2).距離表示や給水もあり、同レベルのランナーと競い合える。→練習に必要な様々なサポートを受けることができる。■メリット3).その時の調子を正確に把握できる。→緊張感を持って最後まで追い込んだトレーニングが可能。
他にもレースを活用する効果はあると思いますが、上記した3つについてもう少し補足します。
■メリット1).単独練習と違い、大会では必ずエントリーした距離を走りきる。つまり、その日の気分や天候等による練習の中止や変更を回避でき、決めた練習(大会)を確実に実行できる。■メリット2).近所の公園や河川敷等で走っているのと違い、距離表示も給水も大会主催者側が対応する。したがって、走りに集中し易い環境が整っており、質の高いトレーニングとなる。■メリット3).いわゆる「タイムトライアル」として追い込んだトレーニングが可能となる。そのため、現状の調子や不足している点をかなり正確に把握できる。
以上のことをまとめると、次のようになります。
■まとめ1).計画的なトレーニングの実現。■まとめ2).恵まれたトレーニング環境の確保。■まとめ3).質の高いトレーニングの実戦。
皆さんはいかがでしょうか?
次回は逆のデメリットについても考えていきます。
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