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移行期

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【移行期】平成27年度もあと少しとなりました。そして、4月からは新年度がスタートし、気持ちも新たになります。また、季節の変わり目でもあり、寒暖の差が大きく体調管理が難しい季節でもあります。皆さんの調子は如何でしょうか?

しかし、これからの季節は春本番となり、更に夏に向かって気温や湿度がグングン上がっていきます。つまり、屋外で実施するマラソンにとっては、どんどん過酷で危険な条件になっていくのです。

そんなこともあってか日本では伝統的(?)に、4月からはトラックシーズンとなり、特に学生選手や実業団選手たちはマラソンや駅伝シーズンに一旦区切りを付けます。そして、もう一度、短い距離を走ることでスピード面から強化していくのです。

一方、多くの市民ランナーは、4月以降もマラソンに挑戦していきます。もちろん、それぞれの思いや考えで自由にマラソンを走ることは素晴らしいことであり、それがマラソンの魅力でもあります。

ところが、気温や湿度が高くなってくるこれからの季節において、マラソンを目指したトレーニングを継続していくこと自体が、やはり厳しくなっていきます。実際に、多くの市民ランナー方が、これからの暑さに悪戦苦闘している姿を毎年多く見かけます。

上記したとおり、学生選手や実業団選手の多くは4月からトラックを走ってスピード強化をします。そして、日本長距離界では、この流れが昔からの主流となっており、トレーニング理論的にも推奨できる方法であると言えます。

また、新年度を迎えるこの時期だからこそ、これまでのトレーニング方法を見直し、学生選手や実業団選手たちが実践している流れを真似てみることは、意外とマラソン攻略の近道と言えるのかもしれません。

同時に、年度末の3月は身体をリフレッシュさせることと、トレーニングについての振り返りを実施するにはちょうど良いタイミングでもあります。まさに心と身体、そして、考え方の「移行期」であると言えます。

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