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マラソンのスピードについて・6

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【マラソンのスピードについて・6】今回はポイント2についてです。

インターバルトレーニングの疾走するスピードについてになります。前回も少し触れましたが、インターバルトレーニングは時間対効果が最も高いトレーニングのひとつです。したがって、身体へのダメージも相当なものになります。そのため、怪我や故障のリスクも格段に高くなります。

ところが、疾走する距離を短く区切って走るので、特にスピードのあるランナーは、逆にかなりのスピードを出せることになります。しかし、上記したとおり、身体へのダメージが思っている以上に大きいため、実際のレースでは記録に結びつかないケースが意外と多いのです。

それは、インターバルトレーニングは疾走距離が短い上、トレーニング後の達成感も高いので、予定以上に追い込みすぎてしまうからです。同時に、時間対効果が高いので、時間の確保が難しい市民ランナーほど、週に何度もインターバルトレーニングを取り入れようとする傾向もあります。その結果、目標のレースに向け、調整がうまくいかず悩んでいるランナーも多く見受けます。

そこで、疾走する距離に関係なく、まずは5kのタイムを目安にします。具体例として、5kを20分で走るランナーの場合、1kは4分00秒、400mは1分36秒となります。そして、実際にそのペースで走ると、体感的には少しゆとりを感じるはずです。

つまり、その少しゆとりのあるペースがポイントになります。また、心拍数を目安にスピードを管理する方法もありますが、まずは正確な距離を正確な設定タイムで疾走し、その体感から強度の見極めをしていくのが良いと思います。

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