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トレーニング計画・17

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◆グループ2).自宅及び最寄駅やバス停等から職場までの距離が10k程度以下(60分以内)の通勤ラン。

さて、片道が10k程度の通勤ランになってくると、初心者の方にとって、日々継続していくには距離や時間が多過ぎる傾向になってきます。と言うより、かなり無理をする距離になってくると考えますが、いかがでしょうか?

それは、前回と同じように日々の走行距離を簡単に計算してみると、通勤ランだけでも月間400kを軽くこえてしまうからです。そして同時に、片道60分近く走ることで、道中における様々なトラブルが発生するリスクも各段にあがります。それは、途中で脚の故障や腹痛等の体調不良をおこした場合、自力で自宅や職場までたどりつけない可能性がでてくるからです。

そのため事前に、ある程度大まかなトラブルを想定し、その対応策も考慮しておく必要があります。具体的には、コース上にあるコンビニやタクシー等の交通機関を確認しておくことは最低限実施しておきたいことです。更に、身につけて走る荷物の大きさや重さ、そしてその中身について、よく吟味しておくことも重要になってきます。

では、事前準備をしっかり実施したからと言って実際に、初心者の方が片道10k程度の通勤ランを毎日継続できるでしょうか?

もちろん、あえて無謀なことに挑戦する必要はありませんが・・・。そこで、おすすめなのが、予め通勤ランする曜日を決め、計画的に実施していく方法です。

◆具体例).月曜日:10k通勤ラン(帰宅時のみ)。火曜日:10k通勤ラン(出勤時のみ)。水曜日:10k通勤ラン(無)。木曜日:10k通勤ラン(帰宅時のみ)。金曜日:10k通勤ラン(出勤時のみ)。・・・以上のように出勤時か帰宅時のどちらか一方のみを走るようにします。更に、上記のようなパターンにすると、スーツ等のかさばる衣類は、会社のロッカー等に置いて帰宅することが可能となります。

また、男女の国際マラソンに出場しているような高いレベルの方にとって、片道10k程度の通勤ランは、日々の練習にちょうど良い距離となります。実際に、この通勤ランだけのトレーニングで、素晴らしい成果を残している市民ランナーの方は多数います。

このように、「片道10k程度の通勤ラン」は、自分自身を飛躍させるためのヒントが、たくさん詰まったトレーニングとも言えるでしょう。

つづく。

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