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大阪国際女子マラソン

【大阪国際女子マラソン】大会前日まで天候が心配されていましたが、大会当日は逆に絶好のコンディションとなり、2時間20分突破を狙えるハイペースでスタートしました。そんな中、最後まで粘り抜き、東京五輪代表に大きく前進したのは松田選手でした。

もちろん、優勝した松田選手の記録は見事でしたが、2時間30分を突破した選手も17名。更にサブスリーでゴールした選手は実に165名と、私の知る限りでは過去最高レベルの大会となりました。

好記録が出ている要因については様々ですが、ランニングブームと呼ばれてから10年以上が経過しました。同時に、クラブチームや個人ごとにマラソン攻略方法のノウハウが、それぞれ確立してきたことが大きいと感じます。

特に女性市民ランナーは年齢に関係なくどの年代も躍進している感が強く、記録更新を最大の目標としながらストイックに日々走り込んでいる人も確実に増えています。余談ですが、今大会5位に入賞したオーストラリアの選手は41才です。

また、若いころに陸上競技経験の無い人が、どんどん記録を短縮しているのも女性市民ランナーの特徴でしょうか。物事をコツコツと継続するのは女性の方が向いてるといいますが、まさにマラソントレーニングは女性向きかもしれません。

さて、今回の大阪国際女子マラソン開催日は、毎年1月最後の日曜日です。これをマラソントレーニングに置き換えてみると、ちょうど年末年始あたりが重要なポイント時期と重なります。つまり、大阪国際女子マラソンを目標にすると、ポイント時期と年末年始の慌ただしい時期とが重なり、計画どおりに走り込めないケースを多々みてきました。

そのため、私の個人的な感覚になりますが、大阪国際女子マラソンにおいて目標タイムに到達できなかった市民ランナーは意外と多く、時期的には難しい大会と考えていました。しかし、今回は上記したとおり、記録ラッシュとなりました。

それぞれのチームや個人ごとにマラソン攻略のノウハウが蓄積されてきただけでなく、女性市民ランナーの意識改革が進み、マラソンに対する取組姿勢がより高まったことが最も大きな理由かもしれません。

3月の名古屋ウィメンズマラソンは更に期待できるでしょう。

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