Home > パラリンピック | マラソン > 別大マラソン

別大マラソン

【別大マラソン】私が初めて別大マラソンに出場したのは19才。当時は23才以下ハーフマラソンの部があり、その部門に出場したのが最初です。(国内でハーフマラソンの部を実施したのはこの大会が最初だと思います。)

あれから30数年が経過しましたが、この間に市民ランナーや女性ランナーたちも参加できる大会へと進化しました。そして、第65回大会(2016年)から視覚障がい部門を新たに設置いただき、日本視覚障がい男子マラソン選手権も兼ねる大会となりました。

特に、第69回大会の今回は、東京パラの視覚障がいマラソン代表推薦選手選考会として開催していただきました。具体的には男女とも第3推薦選手を選考します。既に男女とも第2推薦選手まで決まっているので、残す推薦枠はひとつです。

もちろん、推薦されるには単に順位だけでなく記録も加味されます。したがって、出場選手たちはライバルとの勝負だけでなく、記録との勝負も含まれることになります。果たして結果は、男女とも上位5位以内でみると、男子は3選手が自己記録を更新。女子は4選手が自己記録を更新しました。

特に、女子は優勝した道下選手がT12クラスの世界新記録。4位の井内選手がT11クラスの世界新記録と、すばらしい記録を残してくれました。今回の結果は各選手の地道な努力はもちろん、ともに走ったガイドランナーやサポートいただいた皆様の結晶です。

しかし、東京パラ出場への道のりはここからになります。今大会で優勝した男子の堀越選手と女子の道下選手をのぞく、第2・第3推薦以下の選手たちは4月にロンドンで開催されるWPAワールドカップマラソンで東京パラ出場枠獲得を目指し、世界と戦います。

そのため、今大会から2ヵ月弱でもう一度調子のピークをつくる必要があり、今回の結果にひたっている間はありません。東京パラ出場への道のりは半ばですが、今大会同様のパフォーマンスを4月にも発揮できるよう、微力ながらしっかりとサポートしていきます。

引き続き、皆様の絶大なるご声援をお願い申し上げます。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://blog-yasuda.main.jp/wp-trackback.php?p=6207
Listed below are links to weblogs that reference
別大マラソン from 安田享平のランニングライフ

Home > パラリンピック | マラソン > 別大マラソン

Search
Feeds

ページの先頭へ