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10月を走る

【10月を走る】本格的なマラソンシーズンに向け、各地の練習会などが盛り上がってくる季節に入ってきました。と、いいながら秋以降の各種マラソン大会の動向も不透明な状況が続いています。

もはやモチベーションを維持しようとすることも、既にあきらめた人もいるかもしれません。目標としていたマラソン大会がことごとく中止や延期に追い込まれ、その目標の「的」が次々に無くなれば、どんな人でもやる気をなくします。

また、的が無くなれば走る目的もかすみ、練習会などからも足が遠ざかります。更に、その練習会に参加しなくなると、仲間の走る姿から刺激を受けたり、直接語り合う機会も激減し、ランニングを通じて仲良くなった友人とも疎遠になっていきます。もちろん、SNSを通じて、それらを補うことはある程度可能でしょう。

しかし、ランニングは単調なスポーツなので、SNS上にアップされている各種コメントやどの動画も、最終的には同じような内容に終始し、ここでもマンネリ化に陥っていきます。その結果、ランニングに関するSNSからも遠のいていくのでしょうか(個人的な感想)。

さて、今月から富津合同マラソン練習会も本格的に再開しました。3日の練習会では、久々にお会いした人もいました。やはり、直接お話しをすると、お互いのモチベーションは高まります。同様に、元気に走っている姿を拝見すると、こちらも元気になってきます。

先日、富津公園でジョギングをしているとき、実業団の強豪チームである「HONDA」が、全員で集団走を実施していました。見るからにかなりのハイペースでしたが、一糸乱れぬその集団の足取りに見とれてしまいました。「なんて強いチームだ!」と……。

やはり、その現場に直接足を運び、直接語り合い、直接見ることは、モチベーションを高め、継続していくための最もシンプルで最善な方法なのでしょう。かくいう私もランニングにかかわって数十年経過しましたが、飽きもせず継続できている最大の理由はそこにあると考えます。

そして、マラソン大会という的がかすんでいる今だからこそ、あえて練習会そのものを的にし、純粋に仲間と一緒に走り続ける喜びを目標にすることも、正しい選択のひとつといえるでしょう。

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