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冬を走る・1

【冬を走る・1】今年も駅伝からはじまりました。元日のニューイヤー駅伝は、HONDAが悲願の初優勝。しかし、HONDAは、私が現役時代にはすでに強豪チームだったので、初優勝とは意外な感じでしたが、2位以下とのタイム差以上に強かったと思います。

恒例の箱根駅伝は、青山学院大学が圧勝でした。独走する青山学院大学を追いかける2位以下の各大学がブレーキを繰り返しながら順位が入れ替わり、先頭からどんどん離されていく展開でした(まさにテレビで見たまま)。

と、いいながら青山学院大学が驚異的な記録で独走しているにもかかわらず、繰り上げスタートになった大学は、わずか2校。つまり、先頭を追いかける各大学の選手たちも区間順位的にはブレーキ(いわゆる二けた順位)となっていても、記録的には監督から指示された設定タイムを大きくクリアしていた選手も多かったのでは……。

もちろん、上記したことは私の単なる憶測ですが、厚底シューズの恩恵もあって、これだけ高速化が進むと、過去の経験やデータからレースを見極めていくことは相当難しいと想像できます。それだけに、青山学院大学原監督のレースを読み切る洞察力は、間違いなく群を抜いていました。

箱根駅伝が終わったあと、「青山学院大学の時代がしばらく続く」といったコメントが多かったようですが、原監督が各区間に配置した選手と、レースの流れが見事にマッチングしていた圧巻のレースでした……

1月4日の富津公園には、前日の箱根駅伝を走った大学の姿もありました。これも毎年のことですが、来年の箱根駅伝へ向けての取り組みはゴール直後からスタートします。そして、これも毎年のことですが、私自身も「今年も頑張る!」と気持ちが入りました。

本年もよろしくお願い申し上げます。

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