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2024秋を走る・11

【2024秋を走る・11】先日の16日土曜日から4泊5日で、強化合宿を実施しました。場所はいつもの千葉県富津市富津公園で、今回の強化合宿は2週間後に迫った防府読売マラソンに向け、調子を引き上げることが主な目的でした(量を落として質を上げる)。

そんな中、合宿中は気温が一気に下がり、冬のような寒さになりました。こうなると、調子を引き上げること以上に体調管理が重視されます。具体的には風邪をひかないことです。すでに何度も話していますが、脚の違和感は何とかごまかせますが、風邪をひいたら走れません(発熱や咳など)。

かくいう私も現役時代、風邪で失敗した経験は何度かあります。特に、駅伝においては、区間最下位の大ブレーキをした経験もあります。また、好調なときほど、風邪をひきやすくなると昔から言いますが、全くそのとおりだと思います(詳細は割愛)。今週末の日曜日も各地でマラソン大会が目白押しなので、出場される皆様は最後まで風邪に注意して下さい。

さて、今回の合宿に参加した選手たちは予定どおりの内容を消化することができました。あとは上記したとおり、風邪に注意しながら体調を引き上げていくだけです。ところが、長く選手強化に携わっていると、大会まで積み上げてきたトレーニングと、大会で走った記録や成績が大きく乖離してしまう選手がいます。

つまり、好調だと思っていた選手が力を発揮できなかったり、逆に不調だった選手が、ある意味神がかった好走をしたりと……。

もちろん、単なるメンタル面の問題なのかを簡単に判断することは難しいですが、スタートするとまるで別人のような走りをしてしまう選手を見受けるのは確かです。しかし、良し悪しにしろ、走った結果を正確に受け止め、正しい振り返りができれば問題ありません。要は、悪かった場合は修正し、良かった場合は次回も再現することができるか否かです。

今回の合宿中、同じ富津公園内で福岡国際マラソン2024の招待選手を数名見かけました。同大会は我々が出場する防府読売マラソンと同じ日に開催されるので、内容は別にしても量を落として質を上げたトレーニングをしていました。

しかし、彼らの実力を持ってしても、狙った大会で常に同じような安定したパフォーマンスを維持することは難しい。そう考えると、安定したパフォーマンスに最も必要な要素は何なのか……。

例年同様、今シーズンも楽しみであり、その難解の攻略方法を探していくシーズンがはじまります。

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