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2024秋を走る・12

【2024秋を走る・12】先日の11月24日は、各地でマラソン大会が数多く開催されていました。また、当日は天候にも恵まれた地域が多く、絶好のマラソン日和になった大会も多かったのはないでしょうか。もちろん、富津合同マラソン練習会で切磋琢磨してきた仲間たちもそれぞれの大会に出場し、練習会での成果を発揮していました。

一方、千葉県木更津市においては、陸上競技場において公認記録会が開催されました。この時期になると、多くの公認記録会は長距離種目に特化されていくことが多いのですが、今回の公認記録会は短距離種目も実施され、多くの中学生や高校生たちも出場していました。

一般的には、概ね11月を過ぎると気温も下がってくるので、短距離選手たちは冬季練習に入っていきます。したがって、短距離選手たちが11月以降の公認記録会(屋外)に出場することは減少していきます(ほぼ見ない)。

ところが、千葉県の房総など、国内には年間を通じて比較的温暖な地域も多く、個人的には「地域によっては短距離種目も年間を通じて記録会(屋外)などを開催できるのでは?」と考えたりもします。もちろん、私は長距離・マラソンが専門なので、これ以上のことは言えませんが……。

しかし、公認記録会の短距離種目に出場していた中学生や高校生たちの生き生きとした姿はとても印象的でした。同時に、顧問の先生方も短距離種目の公認記録会や大会そのものが少ない点を悩んでいました(長距離種目と比較して)。

と、言いながら公認記録会を簡単に開催することは難しく、多くの方の協力や準備が必要なのは言うまでもありません。ところが、公認記録会の肝となる公認審判員の方々がかなり高齢化しており、公認記録会を開催するために必要な公認審判員の人数が、あきらかに不足しているのも確かです。

さて、陸上記録会は、若い選手がチャンスをつかめる貴重な場である点は、今も昔もゆるぎないことです。かくいう私も10代のころから出場していた記録会で少しずつ自信をつけ、大きな大会に挑んでいった経験があります。

高齢化社会と言われる昨今ですが、残念ながら陸上記録会にもその影響が、出てきているのが現状でしょうか。少なくとも、若者たちの夢を育む様々なスポーツイベントにまで、その影響が及ばないことを……。

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