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大阪マラソン

振り返り

【振り返り】本格的なマラソンシーズンに突入し、既にマラソンを何本も完走している方も多いと思います。同時に、マラソンを走るごとにそのレースを振り返り、次レース以降の改善点としている方もいるでしょう。

よく耳にするのは、「振り返りと反省は違う」です。と、言いながらも良かった点、悪かった点を洗い出していくことは必要です。もちろん、それがないと振り返りをする意味も薄まります。

また、振り返りでよく耳にするのは、「〇日前に風邪をひいて体調を崩してしまった」、「レース中に我慢(根性)が足りず、メンタルの弱さを露呈した」。この2点はどんなレベルのランナーでもほぼ必ず出てくる点です。

至ってシンプルな内容ですが、逆に永遠のテーマと言えるかもしれません。一般的にランナーは調子が良いときほど体調の維持・管理は難しくなり、どんなに苦しいトレーニングを積んでいても、実戦の緊張感や苦しさを超える体験はできません。

かくいう私も現役時代は上記2つの壁にぶつかってばかりいました。更に、指導する立場になった今もこの2つの壁に苦しめられています。これからも様々な角度から対応策を模索していきます。

さて、マラソンの振り返りで重要な点があります。それは、当日のコンディションです。つまり、天候やコースなどです。ご存知のとおり、マラソンは屋外で長時間走る競技です。その競技特性から当日の天候とコースに記録は大きく左右されます。と、言うよりこれで記録は決まると言っても過言ではありません。

ところが、悪天候の中を走った後の振り返りを「メンタルが弱い」と、反省する方は意外と多いのです。同様に、コースの起伏が激しく、どう考えても記録は狙えないにも関わらず、自分自身の走力の無さばかりを責めている方もいます。

確実なことは言えませんが、大会は毎年同じ日程で開催されているので過去の天候などを検証すると、毎年晴れている大会、雨の多い大会、風の強い大会など、大会ごとの傾向をつかむことができます。

つまり、マラソンの振り返りをするとき、当日の天候やコースなどを最初に吟味し、起伏の激しいコース、強風や雨天傾向の強い大会を回避していく選択は、振り返り時の正しい判断と言えるかもしれません。

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