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パラリンピック

強化合宿

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【強化合宿】先日の10月8日(土)からの3連休で、千葉県富津市富津公園において盲人マラソン強化合宿を実施しました。今回は久々に強化指定選手全員が顔を揃える合宿となりました。

合宿の具体的な実施内容は、12月のマラソンに向けた走り込みがメインとなります。また、初日は「リオパラ報告」と題して、代表選手のみで実施したリオパラ強化合宿の詳細やリオ入りしてからの具体的な調整ポイント。更には、マラソン当日の具体的な戦術等を報告し、メダル獲得に向けたプロセスの共有をしました。

2日目の午後は、初めての試みとして「ヨガ」を実施しました。もちろん、専門の講師にお願いし、盲人選手を対象にした内容です。実は、以前から強化合宿においては、身体の柔軟性を測定したり、体幹部分を鍛えるトレーニングを実施したりと、ランニング以外のトレーニングも取り入れてきました。

ところが、マラソンの強化合宿では1日に50k以上は楽に走るので、ランニング以外のトレーニングを取り入れたり、指導を受けても、うまく選手たちに浸透して行かないのが現状でもありました。

また、リオでの長期遠征中、唾液から選手の疲労度を確認する測定を毎日継続していた中で、選手のストレスが想像以上に高いことも判明しました。幸い、男女ともメダル獲得を達成することができましたが、今後の対応策を議論している中で、「ヨガを取り入れてみたら?」と、なった次第です。

もちろん、初めての試みだったので、今後どのようにしてくかの判断はこれからになりますが、今後も新しいことは少しずつ取り入れていこうと考えています。

さて、2020東京に向け、強化の柱となるのは「チーム力の向上」です。これは、これまでと変わりません。今回のリオも選手とガイド、スタッフの16名全員が一丸となって世界に挑んだ結果がメダル獲得につながった訳で、決して個人プレーによる成果ではありません。

マラソンや陸上競技は得てして個人競技と見られますが、それはある意味違います。実は、日々のトレーニングや強化合宿を継続していったり、実際のマラソン大会で記録を目指していく時、個々の力だけでは限界があります。そのため、様々な方々の支援と協力が不可欠になり、それが目標を達成できるか否かの重要なカギとなります。

今回の強化合宿では、この点を全員で再確認することができました。あらためて、「チーム力」で2020東京に挑みます!

2020東京へ!

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【2020東京へ!】リオデジャネイロパラリンピックが閉幕し、選手並びにスタッフ全員が無事に帰国しました。あらためてご支援頂いた皆様方へ厚く御礼申し上げます。

さて、帰国後はお世話になった方々への挨拶まわりや報告会、更には各種表彰や取材等々が目白押しとなります。そのため、リオでの反省や振り返り、場合によっては日々のトレーニングすら満足にできない状況に陥っている選手も意外に多いと思いますが、いかがでしょうか。

大きな目標を達成した直後と言うこともあるので、しばらくは良い休養や気分転換にもなるかもしれません。しかし、そろそろ気持ちを「2020東京」に切り替えるタイミングでもあります。

同時に、トレーニングを再開したこのタイミングで大きな怪我や故障に陥ってしまう選手が多いのも事実です。そして、気持ちが少し緩んでいるこのタイミングでの怪我や故障は意外と長引き、最悪の場合はそのまま4年後に間に合わないケースもあったりします。

特に、メダルを獲得した選手に対しては、次に出場する試合への期待度が相当高くなります。それだけに準備不足で試合に挑むと、単なる怪我や故障だけでなく、精神的にも大きなダメージを残す結果にもなります。

明らかにトレーニングや調整が不足していると自覚している選手は特に注意です。必ずコーチにもよく相談し、無理して目先の試合等に出場せず、焦らずじっくりと調整してほしいと思います。

「2020東京」で本当の主役になるためには、今のタイミングが一番大切と考えます。

パラリンピック・5

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【パラリンピック・5】9月18日、リオパラリンピック最終日に視覚障害者マラソンが実施されました。9月4日に全員が現地入りしてから現地でじっくり調整し、万全を期してのスタートです。

当時のコンディションは快晴、スタート時間の9時の気温は手元で既に30度、スタート後10時過ぎには手元で35度まで上昇する厳しいコンディションとなりましたが、それも想定内でした。

また、事前のチームミーティングでも、出走6名の選手と8名のガイドには「前半抑えて、35kから勝負」と指示しており、そのような調整を十分に積んできたので暑さへの不安はありません。

男子の結果は、岡村選手が銅メダル、堀越選手が4位入賞、和田選手が5位入賞と、目標のメダル獲得と全員入賞を達成です。女子の結果は、道下選手が銀メダル、近藤選手が5位入賞です。(残念ながら西島選手は脱水症状のため、32k過ぎにリタイヤ。)

我々チームジャパンとしては、2個のメダル獲得となり、目標を達成することができました。

前回のロンドンパラリンピックでは、男子のみの実施でしたが、4位、5位、7位と3選手全員が入賞したものの、メダルへはあと一歩でした。そして、その4位が岡村選手でした。ここまでの4年間は岡村選手を軸にチームジャパンとして、「メダル獲得」を目標に全員で走りこんできました。

今回の結果は、「チーム力」の成果です。

もちろん、2020東京に向け、更に上を目指し、チームジャパンとして全員で精進していきます。

ここまでたくさんの方々からご支援ご協力を賜りました。あらためて厚く御礼申し上げます。そして、2020東京に向け、引き続きご指導ご支援をお願い申し上げます。

ありがとうございました。

パラリンピック・4

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【パラリンピック・4】9月18日(日)のマラソンに向け、最後のポイント練習も無事に終了しました。どの選手も伴走者も順調です。

また、この間、全盲クラス(T11)の和田選手がトラック種目の5000mと1500mに出場し、どちらも6位入賞を果たしました。その和田選手は前回のロンドンパラリンピックでは、5000mで銅メダルを獲得した世界屈指のランナーです。

ところが、世界のレベルアップは和田選手の成長を上回る勢いがあり、残念ながらトラック種目での2大会連続メダル獲得を達成することはできませんでした。しかし、1500mでは予選から日本新記録をマークし、見事に決勝進出を果たしました。特に、全盲クラスの1500mは伴走者と一緒に走る都合から決勝進出は、たったの6名となります。

1500mで世界のベスト6入りを果たした走力は見事としか言いようがありません。その決勝では「順位より記録を狙う」と、スタートしましたが、その言葉どおりに予選でマークした日本記録を更に更新する「4分15秒62」の日本新記録で6位入賞。

オリンピックでも日本人選手が、1500mの中距離種目において決勝進出を果たした実績は記憶にありません。それだけに価値のある決勝進出だったと断言することができます。そんな和田選手も18日のマラソンを走ります。

昨夜、盲人マラソンチームとして全体ミーティングを実施しました。特に、当日のレースについて細かい打ち合わせを行い、全員でメダル獲得と全員入賞を目標に戦うことを確認しました。

リオは夏に向かっており、日中の気温が30度をこえる日が多くなりました。当日の気温予想も30度以上となっております。もちろん、日本チームとしては、暑さ対策を含めた走り込みを実施してきたので、全く問題ありません。

最後まで「風邪に注意」し、しっかりと調整していきます!

パラリンピック・3

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【パラリンピック・3】ブラジル・リオへ渡航し、1週間以上の滞在となりました。この間、リオパラリンピック開会式も盛大に開催され、いよいよ競技がはじまりました。

さて、盲人マラソン日本代表チームは、9月4日に全員が無事にリオ入りし、順調に調整を進めているところですが、入村当初は飛行機による長期フライトや慣れない選手村生活等による疲労や緊張感から、誰もが自身の正確な体調や調子をつかめない様子でした。

今回もリオ入りし、最初の数日はポイント練習を実施してもイメージどおりに身体が動かないことに不安を訴える選手もいました。しかし、少しずつ時差にも身体が順応し、選手村内での生活環境にも慣れてくると、今度は逆に調子が上がっていきます。

もちろん、この調子が上がってくるタイミングは個々に違うので、その個々の見極めをしつつ最後の1週間の調整メニューを熟慮していきます。まさにこれからが、勝負のカギを握る重要期間となります。

5月から長野県菅平高原や千葉県富津公園、北海道北見市常呂町で積み重ねてきた強化合宿の成果を発揮できるか否かも、まさにこれからの1週間で決まります。

そして、調整の基本は「迷ったら休養」です。

更に「風邪に注意」です。

この2点を念頭に最後の調整をしっかりとサポートしていきます!

パラリンピック・2

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【パラリンピック・2】8月30日、全盲の和田選手、ガイド2名の計4名で成田空港からリオへ出発し、現地時間の8月31日午前8時前にリオへ到着しました。長いフライトでしたが、体調を崩すことなく無事に現地入りできたことは何よりです。

空港から選手村まではバスでの移動でしたが、道路もきれいに整備されており、大きな渋滞もなく選手村へ到着しました。また、選手村での各種手続きも驚くほどスムーズで、これまで経験したパラリンピックの中では最もストレスを感じませんでした。

早速、選手村で昼食をとりましたが、メニューや味も全く問題ありません。そして何より、我々が居住している棟の隣が食堂なので助かります。

夕方から選手村内で軽いジョギングをしましたが、最も広くコースを取って走ると、1周が約3kの周回となります。毎回そうですが、オリンピック・パラリンピックの選手村の大きさに驚きます。

翌日はトレーニングトラックにシャトルバスを利用して移動し、和田選手は移動の疲労と時差を解消するためのメニューを実施しました。その際の道路状況も大きな問題もなく、本当にスムーズに移動することができました。

現地時間の9月4日に後発の選手とガイドがリオへ到着します。これから約3週間の選手村生活がはじまりますが、選手やガイドはもちろん、スタッフも体調を崩すことなく、まずは健康第一でいきます。

パラリンピック

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【パラリンピック】大いに盛り上がったオリンピックも閉幕しました。中でも過去最高のメダルを獲得した日本人選手たちの活躍は多くの感動を残しました。

9月7日からはパラリンピックが開幕しますが、オリンピックに負けない活躍と大きな感動が期待されます。特に、オリンピックでは苦戦した男女のマラソンでしたが、パラリンピックの視覚障害者マラソンは、男女ともメダル獲得を目指します。

今年度は、5月のゴールデンウィークから8月までに5回の強化合宿を実施し、徹底した走り込みを重ねてきました。特に、7月の長野県菅平高原で実施した2回の合宿においては、連日50kをこえる走り込みを精力的にこなしました。

更に、8月は北海道北見市常呂町において、リオでのマラソンコースを想定し、海沿いに面したサイクリングロードを活用した実践的な走り込みを消化してきました。

同時に、強化合宿の重要な目的である「チームワーク」をより強固にすることができました。今回のリオには、男女代表選手6名、ガイドを含めたスタッフ10名、合計16名で編成するマラソンチームの絆は過去最高です。

マラソンは、現地時間の9月18日(日)9時00分スタートとなりますが、これから最終調整に入っていきます。調整の基本は「迷ったら休養」です。この点は、国内のマラソンであろうと、パラリンピックのマラソンであろうと全く同じです。

これから現地に入り、しっかりと仕上げていきます。

世界へ!

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【世界へ!】第20回の節目となった、関東身体障害者陸上競技選手権大会が東京都町田市において、7月4日(土)から2日間の日程で、IPC公認大会として開催されました。

さて、この時期は晴れると真夏日になりますが、今年は梅雨らしい雨と曇のコンディションとなりました。そのため、気温はそれほど上がらず雨も適度に降って、逆に絶好のコンディションとなりました。また、今年の10月にIPC世界陸上競技選手権大会、来年はリオ・パラリンピックと選手たちにとって最大の目標としてきた大会が目白押しとなります。

今大会は選手たちにとって、それらの大会参加に必要な参加標準記録突破を目指すための重要な大会にもなります。特に、今年の大会はどの種目も記録に対する緊張感が伝わってきました。

また、2020年東京パラリンピック開催が決定したことも後押しして、より専門的な環境で競技に取組む選手たちも少しずつ増えてきました。同時に各選手の陸上競技に対するモチベーションも格段にアップし、今大会は日本新記録や大会新記録のアナウンスを何度も耳にしました。

このように、少しずつではありますが、確実に選手の躍進を感じることもできた実りの多い大会だったと感じました。

この後、日本パラ陸上競技選手権大会が大阪長居において開催され、10月開催のIPC世界陸上競技選手権大会へと続きます。

皆様方の絶大なるご声援をよろしくお願い申し上げます。

大分国際車いすマラソン

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【大分国際車いすマラソン】11月9日(日)、伝統の大分国際車いすマラソンが開催されました。天候は雨と、車いすにとっては悪コンディション下でのスタートとなり、男子はスイスのマルセル・フグ選手が大会5連覇、女子もスイスのマニュエラ・シャー選手が大会2連覇と、今年も海外選手の強さが際立った大会でした。

男子のマルセル・フグ選手は、スタート直後から世界記録を上回る積極的な走りで2位以下を圧倒。特に、悪コンディション下では、早い段階で独走に持ち込む展開がより確実に勝利できます。この勝利の方程式にキッチリはまった形となり、マルセル・フグ選手の圧勝でした。

もちろん、日本選手たちも2位争いを展開しながら必死にマルセル・フグ選手を追いましたが、逆に離される一方となりました。実は、こちらも悪コンディション下ではよくある集団で追いかけるが故に負の連鎖にキッチリはまった形となり、最後まで誰も抜け出すことはできませんでした。

終始安定したフォームで高速ラップを刻んだマルセル・フグ選手の走りは、技術的な部分はもちろんですが、豊富な走り込みに裏打ちされていると強く感じました。

同時に、今回大差を付けられた日本選手たちは、出足からマルセル・フグ選手を簡単に逃がしてしまった点が最大の敗因であり、逆に十分勝機はあるとも感じました。

最後になりましたが、悪天候の中、大会を支えていただいた関係者の皆様、沿道で最後までご声援いただいた地元の皆様に厚く御礼申し上げます。

アジアパラ・1

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【アジアパラ・1】10月18日から韓国・インチョンにおいて開催される「アジアパラ競技大会」のため、10月14日に現地入りしました。また、陸上競技の日本代表選手及びスタッフたちも全員が無事に選手村への入村を完了しました。同時に、ここまで体調を崩している選手はなく、調整も順調です。

また、クラス分けを受けなくてはいけない選手たちも全員が無事にパスし、あらためてエントリーした選手全員が出場可能となりました。それは現地入りして、ここまで最もホッとした瞬間でもありました。

さて、アジアパラの選手村は、先月まで開催されていたアジア大会の選手村と同じになります。マスコミ等で選手村内でのトラブルや食事等についても各種報道もありましたが、ここまでは特に大きなトラブルもなく快適です。

そして、選手たちは選手村内の各施設や陸上競技場、それに隣接する練習会場への足となるシャトルバスにも慣れてきており、選手村での生活リズムを掴みつつあります。

いよいよ18日の夜に開会式があり、19日から熱い戦いがはじまります!

あらためて、皆様方の絶大なるご声援をよろしくお願い申し上げます!

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