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2.マラソントレーニング(合宿) Archive

2025夏を走る・12

【2025年夏を走る・12】長野県の菅平高原においてクラブチームの夏季合宿を実施してきました。また、この合宿はかれこれ20年以上続いており、毎年恒例となっております。もちろん、当初から参加頂いているメンバーも健在で、今年もそれぞれが積極的に走り込んでいました。

さて、菅平高原と言えば「ラグビー合宿」です。ちょうど、我々が合宿を実施しているエリアには、大小100面以上のラグビーグラウンドがあります。まさに「ラグビーの夏の聖地」と呼ばれるゆえんです。

かくいう私自身は、ラグビーに関する知識などは持ち合わせていませんが、ラグビー合宿の歴史は古く、菅平高原は冬のスキーに代わる夏の誘客のため、1931年に法政大学ラグビー部の合宿を誘致したのが始まりと言われています。また、それに早稲田大学などが続き、1967年に日本代表が初めて合宿を行うと、一気にチーム数が増えていったそうです。

もちろん、今回の合宿中も菅平高原内にはラグビー選手たちがあふれてすごいことに……。そして、これも菅平高原の目玉とも言えるのが、菅平高原唯一のコンビニであるセブンイレブン菅平高原店でしょうか。また、このセブンイレブンは24時間営業ではなく、開店が早朝7時00分で閉店が午後11時00分と、本来の「セブンイレブン・スタイル」をキープしているのも特徴です。

そして、早朝7時の開店から午後11時の閉店までの間、ラグビー関係者やその他大勢のお客さんで、途切れ目無くごった返します。うわさでは「夏の時期は日本一儲かっている」と聞いたことがありますが、それが「うわさだ」としても十分に納得することができるにぎわいです。

そんな屈強な男たちが集まる夏の菅平高原で、我々の合宿も無事に終えることができました。また、個人的には今年に入って5回目の菅平合宿となりましたが、今年の菅平合宿は全て終了です。

まだまだ厳しい暑さは続きますが、菅平合宿の走り込みで蓄えたスタミナを秋以降のマラソンで発揮できるよう、選手たちと調整していきます。もちろん、場所を厳しい暑さの続く千葉県富津公園に戻して……。

2025夏を走る・6

【2025夏を走る・6】富津合同マラソン練習会の参加メンバーを中心にした仲間たちと長野県菅平高原において、夏合宿を実施してきました。この合宿は毎年恒例となっており、すでに20数年継続しております。

また、私がここで合宿をはじめた当時は、私自身もガイドランナーとして2004アテネパラリンピックを目指していたときでした。そのころは、今のように菅平高原まで足を運んで夏合宿をするような市民ランナーの方も少なかったと記憶しております(ほぼ皆無だった?)。

しかし、今では夏になると、市民ランナーの皆様が仲間たちと走り込んでいる姿も、すっかり定着しています。この間、空前のランニングブーム到来やコロナによる自粛など、時代の流れも様々でした。そして、何よりもシューズ革命(カーボン入り)がおこり、長距離・マラソンの記録が驚異的にのびたことが、最も衝撃的な出来事だったでしょうか。

そんな時代の変化においても、長距離・マラソン選手やチームにとって変わらないのが、この夏合宿です。そして、私が現役当時も今現在も、実業団選手や学生選手たちは暑い夏の到来とともに、涼しい高原や北海道などに移動し、積極的に走り込みを実施します。

ところが、ここ数年はいわゆる温暖化の影響も相まって、夏は涼しいはずの高原や北海道においても、気温が30度を大きく上回る日が多く、すでに常態化していると言っても過言ではありません。また、それに伴って、朝晩もそれほど気温が下がらない日も多くなり、日本国内ならどこでも暑い夏になっているのが現状でしょうか。

そんな中、特に市民ランナーの皆様は、週末の休日などを活用した短期合宿を実施する方がほとんどなので、涼しいと思って移動してきた合宿地での暑さは、想像以上にこたえます。また、その合宿地までの移動手段は電車やバスなどの公共交通機関を使う方が多いので、暑さ対策をするための道具などを持ち込むことにも限界があります。

もちろん、合宿地までの移動に自家用車を使う仲間が数名いれば、それらの問題を解消することは十分可能ですが……。また、別の対策方法のひとつとして、合宿の宿泊先になる旅館関係者とも事前に様々な情報交換をしておくことは、現地入りしてからの暑さ対策にはかなり有効です(旅館内の設備や周辺環境の確認など)。

あらためて、これから本格的な夏の到来です。特に、市民ランナーの皆様が安全で元気に走り込めることを、心より祈念しております。

2023秋を走る・3

【2023秋を走る・3】先日の3連休を活用し、今年最後の長野県菅平合宿を実施しました。今年は記録的な猛暑と、厳しい残暑も続いていますが、菅平高原も例年にない厳しい残暑が続いていました。

そんなコンディション下での合宿でしたが、今回もメインのトレーニングは距離走でした。その距離走ですが、ここ数年は起伏の激しいコースで実施することが多くなりました。しかし、同コースは木陰も多いので、今年のような厳しい残暑の中においては、逆に良い選択でした。

その起伏コースですが、片道2kを往復するコース設定で、10往復すると40kです。また、同コースでの距離走も回数を重ねてきたので、どの選手も起伏に沿ったペース配分をつかめており、それぞれが目標の設定タイムで走り切れていました。

さて、実業団選手や学生選手をはじめ、多くのランナーたちが大なり小なり合宿を実施しています。もちろん、合宿地やそこで走るコースなどはそれぞれです。しかし、毎年違う場所を転々としているチームや個人は少ないように感じます。

同様に、宿泊施設や実施時期などについても、毎年コロコロ変えているチームや個人は少ないように感じます。かくいう私も毎年同じ時期に同じ場所で合宿を実施しております。では、それはなぜなんでしょうか?

自問自答になりますが、やはりその環境に慣れている点が第一でしょうか。特に、数泊の短期合宿が多い関係で、合宿地に移動したら直ちに走れる環境の方が、時間も有効に使えます。2つ目は、同じ時期に同じ場所で走りこむことで、過去のデータと比較できる点でしょう。

ところが、菅平高原のように少し特殊な環境下においては、体が順応できず、うまく走れない選手もいます。そんなとき、同じようなトラブルに見舞われても、平地に戻ればしっかり走れている選手のデータや経験を見聞することで、逆に自信が持てたりもします。

一方、毎年同じような流れを繰り返すことで、いわゆるマンネリ化と言われる現象に陥る可能性もあります。この点は、確かにそう言える点もあり、否定することはできません。また、どのチームや個人がどこで合宿をしているなどの情報は、SNSなどを通じて簡単に知ることができるようになりました。

その結果、うまく成功した選手の話はSNS上で直ぐに知ることができます。ところが、逆にうまくいかず、苦労している情報などは意外と少ないのも確かで、都合の良い情報ばかりが目につきます。もちろん、これはこれで困ったものと考えますが……。

なんだかまとまらない話になりましたが、厳しい残暑はまだまだ続きそうなので、暑さ対策も引き続き忘れないように……

※今回で800回目の更新になりました!

2023夏を走る・13

【2023夏を走る・13】この1週間も厳しい猛暑が続きましたが、少しでも涼しい環境を求め、長野県上田市菅平高原で合宿を実施してきました。しかし、その菅平高原においても日中は30度を超える厳しい暑さでした。また、毎年この時期に菅平合宿を実施していますが、今年は朝晩の気温も例年より高いような感じを受けました。

そんな中、例年どおりの走り込みを実施しました。また、合宿参加者もほぼ例年どおりのメンバーで、確実に年齢を重ねております。もちろん、菅平高原には高校生や大学生の姿も多く、トラックやロードで走るそのスピードはうらやましいほどです。

一方、我々のグループは彼らのウォーミングアップのスピードにも満たないようなペースでの走り込みがメインです。これは、富津合同練習会で走り込んでいるときも同じで、実業団選手や箱根選手たちが、ウォーミングアップをしながら我々を抜いていきます。

しかし、常に生き生きと楽しく走っているのは、我々の方だと感じております。

かくいう私自身は横でタイムをとったり、給水を手伝ったりと、一緒に走ることはありません。しかし、常に外から拝見していると、いくつになっても好きなマラソンを目標にしているその姿は生き生きと輝いています。もちろん、高校生や大学生がガンガン走っている姿も迫力はありますが、どこか義務的な雰囲気がします。

かつて私も20代から30代ころは、まさにガンガン走り込んでいましたが、今は当時の気力で走ることはできません。ところが、菅平合宿に参加しているメンバーたちは年齢に関係なく、当時の私以上の気力を持って走っています。

若い時にスポーツなどを真剣に取り組んだ経験は、その後の人生のバックボーンになるといわれています。これは自分自身の経験からもそうだと思います。しかし、燃えるような情熱を注げるスポーツ(マラソンなど)や趣味に出会うのは「年齢を重ねてからの方がその人の人生をより充実させる」と、そう感じることが多くなりました。

また、人生100年時代といわれて久しいですが、そんな視点からも楽しめることは「後出しじゃんけん」した人の方が実りある人生を送れるような気もします。もはや私自身には、一緒に40kを走る気力はありませんが、せめて一緒の空間にいることで刺激を受け続けたいです……。

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