- 2026-04-23 (木) 17:03
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【2026春を走る・8】4月19日日曜日は、「かすみがうらマラソン大会」が開催されました。同大会は今年で36回目を迎え、全国的にも人気のある大会として定着しています。また、1995年の第5回大会からは「国際ブラインドマラソンの部」を設置頂き、こちらも今年で32回を数えております。
同部門の設置翌年、1996アトランタパラリンピックにおいて、全盲クラスの柳川選手が日本人初の金メダルを獲得。それから現在に至るまで、日本のブラインドマラソンは、パラリンピックなど世界の舞台で数々のメダルを獲得してきました。そして、「ブラインドマラソンは日本のお家芸」と言えるまでに成長しました。
このように、ブラインドマラソンの発展をけん引してきた原点は、この「かすみがうらマラソン大会」とも言えるでしょう。あらためて、大会関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。
さて、そんな歴史を重ねてきた同大会ですが、今年は暑さがランナーたちを苦しめました。当日の天気は予報通りの晴れ。気温は、手元の温度計で28度を超えるなど、過酷なコンディションとなりました。
また、この時期は多くのランナーにとって、暑さに慣れていないこともあり、最初から厳しいレースが予想されました……。そして、いつものようにゴール地点で待っていると、脚にけいれんを起こしてゴールしてくるランナーたちの姿が……。
また、今大会のように厳しいコンディションになればなるほど、過去の経験や、その経験に裏打ちされた判断力などが活かされるので、それが成績(特に順位)に直結し易くなります。案の定、ブラインドマラソンの男子優勝は和田選手。女子優勝は藤井選手。どちらも大ベテランの選手でした。
そして、少なくともロスパラリンピックは、酷暑の中でマラソンを走ることは決定しています。つまり、暑さ対策を避けて通ることはできません。と、言いながら年間を通じて暑い場所を転々としながらトレーニングを継続することはできません。身体が壊れてしまいます。
その矛盾とのはざまでロスパラリンピックを目指していくことになります。そして、その対策につながるヒントのひとつは、暑さに慣れていないこの時期の走りです。つまり、暑熱純化ができていないこの時期のマラソンは、それぞれの選手が持っている暑さに対する耐力をある程度正確に把握することができるとも言えます(安田の経験上)。
厳しい暑さとなった今大会の貴重な経験を、これからの夏マラソンに活かしていきます。
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