- 2026-09-10 (木) 16:57
- 1.マラソントレーニング(練習会)

【2026秋を走る・2】今年は9月に入ってから雨が多く、今のところ厳しい残暑は遠ざかっております。したがって、マラソントレーニングの視点に立つと、とても走りやすいコンディションとなっているでしょうか。
先日の富津合同マラソン練習会も雨天の中での開催となりましたが、30名前後のランナーたちが30k走に挑みました。特に、9月の雨は、30k以上の長い距離を走り込むには絶好のコンディションとなります。
すでにこのブログでも記載してきましたが、11月以降のマラソンを目標にしているランナーにとって、9月からの走り込みはとても重要です。そんな視点からも9月の雨は長い距離の練習(距離走など)を実施するには最適です。
あらためて、マラソン練習は目標のマラソン大会から概ね3ヶ月前から取り組むのが良いといわれていますが、それはなぜなのでしょうか?
まずは、誰でも最初から42kを走り切れる身体にはなっていません。特に日々の生活において、42kを走るような出来事に遭遇することはほぼ皆無であり、身体も心もそのようになっていないのが一般的です(何十キロや何時間も走り続けるようなトラブルや事件に巻き込まれることはほぼ無い)。
したがって逆に、身体が長距離走(42k)に適応するための準備期間(走り込み)が必要であり、身体の心肺機能や筋肉がマラソンを走れるように再構築されるサイクルは数ヶ月から半年単位の時間を要するといわれているからです。また、運動生理学の一般論としても、有酸素運動能力(VO2max)はトレーニング開始から8〜12週間程度で顕著な改善が見られるといわれていることも、その理由のひとつです。
もちろん、個々に身体の特性が違うので、絶対にそうとは言い切れません。しかし、過去の名ランナーたちが残してきたトレーニング実績を紐解いてみると、やはり概ね3ヶ月前からとなっているケースが多いのも確かです。
そんな視点からマラソントレーニング(走り込み)を考えると、11月後半から12月のマラソンを目標にしているランナーにとっては、この9月から本格的な走り込みを開始するタイミングはベストといえるでしょう。
このように、目標のマラソン大会3ヶ月前からマラソントレーニングを開始することは、身体をマラソン仕様に再構築し、レース当日にフレッシュな状態(調整期間)でスタートラインに立つためにも推奨されているといえます。
- Newer: 2026秋を走る・3
- Older: 2026秋を走る・1
Comments:0
Trackbacks:0
- Trackback URL for this entry
- https://blog-yasuda.main.jp/wp-trackback.php?p=8735
- Listed below are links to weblogs that reference
- 2026秋を走る・2 from 安田享平のランニングライフ
