- 2026-04-09 (木) 16:42
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【2026春を走る・6】新年度最初の強化合宿を千葉県富津市富津公園において実施しました。毎年のことですが、この最初の強化合宿は2週間後に開催される「かすみがうらマラソン大会」に向けた、最後の調整合宿にも該当します。
すでに何度も記載してきましたが、調整の基本は「迷ったら休養」です。
さて、計画通りにトレーニングを消化してきた選手は、疲労が蓄積している状態です。したがって、最終調整の基本は計画通りに練習量を落としながら質は上げていく。そんなイメージでしょうか。
一方、諸事情により、計画していたトレーニングをうまく消化することができなかった選手は、この時点で相当焦りのある状況だったりもします。まさに、「練習を落としていくか否かを迷っている」とも言えるでしょうか。
特に、市民ランナーの方に多いパターンとして、「仕事や家族の事情で走り込みが不足したので、2週間前でも走り込んでおきたい(テストの一夜漬けと同じ発想)」と考えてしまうことです。もちろん、その気持ちは理解できます。しかし、トレーニングの原則(流れ)は「破壊と再生」です。
つまり、トレーニングによって、筋肉などに強い刺激(ダメージ)を与え、そのあとに栄養や休養を取ることで、筋肉はその刺激(ダメージ)を受ける前よりも成長する。要は、目標の2週間前からトレーニング量を増やしていくと、刺激(ダメージ)を受けた筋肉の回復が、逆に間に合わない可能性が高くなると言うことです。
この考え方(超回復理論)は、トレーニングの基本になりますが、目標のマラソン大会が近づくほど、逆にトレーニングの量や強度を上げてしまっているランナーは意外と多いのです(トップ選手も含め)。
日々のトレーニングや強化合宿では、無類の強さを発揮するのに、目標の大会は高確率で失敗している。このようなタイプのランナーに多いのも、上記した「直前までトレーニング量を落とせない」傾向が強かったりしています(私の経験上)……。
どんなにシューズや栄養面が進化しても、最後の調整で間違うと、それまでの努力が水の泡となってしまいます。あらためて、時代が進化していても最終調整の難易度は変わらない……。
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