【ロンドンマラソン】先日の23日はロンドンマラソンが開催されました。そして、今年も昨年同様、「2017 World Para Athletics Marathon World Cup」も同大会において同時開催されました。
結果は、男子が金メダルと銅メダル、女子も金メダルと銅メダルを獲得することができました。まずは、今回のロンドン遠征にご尽力頂いた関係者の皆様方に厚く御礼申し上げます。
さて、今大会においては、渡航前から男女ともに金メダル獲得は必須だったので、そのとおりの結果を残すことができ、力を出し切った選手と伴走者には感謝の気持ちです。一方で今大会は多くの課題を残すことにもなりました。
中でも大会に向けたピーキングがうまくいかず、本来の調子と程遠い状態だった選手が多かった点は、今後の課題となりました。特に、大会1ヶ月前からの調整がかみ合わず、調整に苦慮した選手が多かったと感じました。
同様に伴走者の中にも調整がうまくいかず、最後まで苦しんでいた方がいた点も課題として残りました。至極当然のことですが、視覚障害マラソンの場合、選手が絶好調でも伴走者にアクシデントが発生すると、ゴールできないことになります。
しかし、そんな劣勢の中においても、メダルを取りこぼさなかった点はチームとして底力が付いてきたとも言えますが、やはり反省の多い大会でした。
あらためて、今大会はチームとして気持ちを引き締め、日々の生活習慣やトレーニング状況等を見つめ直す良い機会だったと思えるよう、今回の課題を2020東京パラに向けた強化に落とし込んで行きます。
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