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2026冬を走る・8

【2026冬を走る・8】寒暖の差が大きくなり、花粉も舞ってくる季節に移ってきました。そんな中、先日の22日は大阪マラソンが開催されるなど、各地でマラソン大会が目白押しでした。

その大阪マラソンは、元旦のニューイヤー駅伝でも快走した吉田響選手に注目が集まりました。そして、当日のレースもマラソンファンの期待通り、8k過ぎから集団を飛び出し、まさに異次元のラップを刻んで後半に突入していきました。

しかし、後半は気温が高くなったことあって、吉田選手はそこから失速しました。それでも何とか粘りぬいて「2時間9分35秒」の35位で初マラソンを完走しました。その吉田選手のレース内容に対する評価は賛否両論ありましたが、ハーフマラソンを「61分54秒」で通過するなど、マラソンファンのひとりとしては次につながる積極的なレースだったと感じました。

さて、今回のような積極果敢なレースを拝見すると、マラソンファンとしては必ず思い出すレースがあります。それは、1987年12月に開催された「福岡国際マラソン選手権大会」です。今から39年も前のレースですが、個人的にはこのレースで爆走した中山竹通選手こそが、日本マラソン史上最高の選手だったのではと思ったりもします。

そのレース当日の天候は冷雨。気温7度で5m前後の強風もあった中でスタート。そして、直後からハイペースになり、15k手前から中山選手が独走態勢に入り、中間点をなんと「61分56秒(速報値)」で通過。

後半は雨脚が強くなり、気温も4度まで下がるなど、マラソンのコンディションとしては最悪の展開に……。しかし、その過酷なコンディションの下、中山選手は最後まで粘りぬき「2時間8分18秒」のタイムで、ぶっちぎりの優勝。

上記した今年の大阪マラソンのコンディションとは真逆だったので、同じように前半を突っ込んだ吉田選手と中山選手を比較することはできません。しかし、今と昔はシューズが全く違います。また、ランニングウェアの素材やサプリメントなども進化してます。

その結果、男子マラソンの日本記録は、更新され続けてきました。ところが、マラソンはある意味、自然との勝負でもあります。大会当日が、猛暑になったり冷雨になったりと、シューズやウェアでは補えない選手個々の適応力や耐久力などが、勝負に大きな影響を与えるのは確かです。

選手強化において、逆に科学や道具(シューズなど)では補えない部分をどのように強くしていくかは、今後も大きな課題として引き継がれていくのでしょうか……。

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