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2024秋を走る・5

【2024秋を走る・5】先日の5日土曜日から4泊5日の日程で、いつもの千葉県富津市富津公園において強化合宿を実施しました。また、厳しい残暑が続いていましたが、急に寒暖の差が大きくなってきました。

さて、今回の強化合宿は、これまでのトレーニングパターンを少し変更し、きつくなる方向へ調整しました。詳細は割愛しますが、最終日まで参加した選手たちは、問題なく計画どおりに走り切ることができました。

また、我々が32k走を実施した日は、地元(君津市と富津市)の中学校駅伝大会と一緒になりました。実は、強化合宿や練習会などで走っている富津公園内の周回コースは地元中学校の駅伝大会と同じコースになっています。

このコースは1周2.8kで、中学生たちはひとり1周ずつ走り、6名でタスキをつないでいきます。そして、この周回コースでの駅伝大会は、私が中学生時代から変わっていません。したがって、少なくとも40年以上はこのコースで走り続けているのです(数年間、開催場所が変わった時期もあったが……)。

実は、私が走るきっかけになったのも中学3年生時に、このコースで駅伝を走ったからでした。今回、久々に母校の後輩たちがこのコースでタスキをつなぐ姿を拝見し、40数年前を思い出すことができました。

また、今回の同駅伝大会には、いわゆる全日中の3000mに出場した選手もいたので、どんなタイムで走るかを注目していました。そして、4区に登場したその選手はタスキを受け取ると、まさに飛ぶような走りで目の前を駆け抜けていきました。

果たしてそのタイムは……。

惜しくもコースレコードを達成することはできませんでしたが、私の知る限りでは歴代上位に入るような好タイムでした。実は、この大会のコースレコードは私の2学年下だった選手が保持しています(この後、私もその選手も実業団まで走り続けました)。

つまり、40年以上もその記録は破られていないことになります。当時、その選手は全国的にも活躍し、ジュニアオリンピック大会の3000mで優勝もしました。と、言いながらも当時とはトレーニング方法やシューズなどが大きく変わり、単純に比較することが難しくなりましたが……。

もちろん、当時がすごいとか、今が良いとかを指摘しているのではありません。今回、この富津公園でタスキをつないだ中学生たちが、この先も切磋琢磨しながら長く走ってほしいと……。

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