- 2024-12-13 (金) 17:17
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【2024冬を走る・2】この1週間は、地元中学校(千葉県君津市)でのオリパラ教育講師や講演会。また、地元中学生への陸上指導など、中学生とかかわることの多かった1週間でした。
さて、私が住んでいる千葉県君津市も少子化などの影響で人口が減っており、中学校の統廃合が進んでいます。特に、君津市の地形(地図上)は、房総半島の内陸に向かって広くなっている特徴があるので、市内の多くは山や田んぼに囲まれたのどかな地域でもありますが、逆にそれらも影響しているのでしょうか。
そして、その房総半島の内陸(君津市内)に向かって走っている路線が、JR久留里線(木更津駅発)です。特に、最近では全国有数の赤字ローカル線として、鉄道廃止が濃厚と言われている同線の久留里駅から上総亀山駅間(君津市内/9.6km)は、マスコミでも頻繁に取り上げられています。
私が中学生のころ、この駅間には3つの中学校(久留里中学校、松丘中学校、亀山中学校)がありました。しかし、数年前にその3つの中学校と、久留里駅の2つ手前の小櫃駅(おびつえき)近くにある小櫃中学校が統合し、上総小櫃中学校になりました。
それにともない統合後の新しい校舎は、旧小櫃中学校をリニューアル。また、小櫃駅から上総亀山駅間には6つの駅があることからも、統合後の学区は超広範囲に……。したがって、多くの生徒たちの通学手段はマイクロバスになりました。ところが、統合後もひと学年40数名と少なく、生徒数はさらに減少していく見通しです……。
そんな状況ですが、上総小櫃中学校は毎年オリパラ教育(体験学習)を積極的に行い、私にも声をかけてくれます(講師として)。本当にありがたいことです。そして、田んぼに囲まれたこの校舎近くの農道は私が中学3年生のとき、初めて学校代表選手として君津市内の中学対抗駅伝大会を走った思い出の場所でもあります(40数年前)。
そのとき、私の中学校(現在は統合して周東中学校)は、力を結集して見事に優勝。このとき私はアンカーに抜擢され、初出場ながら優勝ゴールを経験する幸運にも恵まれました。そして、区間賞まで獲得。まさに陸上競技(長距離)を志すきっかけになった大会(経験)でした。
そんな私自身にとっても原点となるこの場所へ、今度は講師として訪れるとは……。
まさに運命と言うのか……。
そして、今の自分にできることは……。
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