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2024冬を走る・5

【2024冬を走る・5】2025年も駅伝観戦からのスタートとなりました。駅伝は「走りながらタスキをつないでいく」。ある意味、最もシンプルなスポーツですが、多くの日本人はタスキをつないでいくその姿に大きな感動を覚えます。かくいう私もそのひとりです。

また、人生をマラソンに例えることが多いですが、実は人生に近いのは駅伝とも言われています。なぜなら、マラソンは途中で止めることができますが、駅伝はタスキを次の走者に渡さないといけません。つまり、途中で投げ出せないのが駅伝であり、人生だからでしょうか……。

そして、元日のニューイヤー駅伝は旭化成が優勝。2日からの箱根駅伝は青山学院大学が優勝。どちらも優勝候補と呼ばれていた強豪チームが、下馬評どおりの力を発揮しました。その旭化成は、スタートの1区とアンカーの7区で区間賞を獲得するなど、他の長距離区間(15k以上)でも安定した走りでタスキをつないでいました。

一方、箱根駅伝の青山学院大学は、花の2区や山の5区と6区で区間新をマークするなど、箱根駅伝の要となる区間を走った選手たちが盤石でした。もちろん、それ以外の区間もブレーキがなく、他大学で唯一追い上げムードを見せたのは、7区の佐藤選手(駒澤大学)だけだったでしょうか……。

いずれにしろ、駅伝ファンにとっては、旭化成も青山学院大学もすごいチームであり、出場した全チームの走りにも多くの感動を受けました。あらためて、出場した選手の皆様、ありがとうございました。

さて、今さらながらこれだけ情報が飛び交う時代に、何か特別なトレーニング方法や専用器具を用いていることなどを隠すことは難しい。したがって、どこのチームも大なり小なり、やっていることに変わりはないと感じます。そんな中で常に安定した成績を残し続けている旭化成や青山学院大学は、やはりすごいチームです。

特に、駅伝やマラソントレーニングのほとんどは単純に走るだけです。そして、強くなるためには、単純にたくさん走り込んだ方が良い。ところが、たくさん走り込めば故障やケガのリスクが高まり、貧血などのリスクも高まっていきます。一方、ケガをしないように走り込みの量を落とせば、一緒に走力も落ちていく……。

特に、長距離やマラソンは道具を使わないスポーツなので、技術的な要素がほとんどありません(ランニングフォームも結局は走り込んで身につく)。したがって、上記したように走力は一旦落ちると、元の状態に戻すのがたいへんです。しかし、それ以上に良い状態をキープしていくことはもっとたいへんです。今回の旭化成も青山学院大学も、強いチーム状態を何年もキープしている点は驚異的です。

また、その点に関しては、様々なコメントや意見などが散見されますが、結局のところ肝となる秘訣は何なのでしょうか?

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