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2025秋を走る・9

【2025秋を走る・9】季節が秋を飛び越え、一気に冬よりへ移ってきた感じでしょうか。まさに風邪やインフルエンザが猛威を振るう季節にも入ってきました。至極当然のことですが、体調管理には十分注意していきましょう。

さて、いつもの千葉県富津市富津公園において強化合宿を実施しましたが、次のターゲットとなる大会は12月の「防府読売マラソン」です。そして、その大会から逆算すると、今回と11月上旬の強化合宿までは最も走り込む時期に該当します。

あらためて、シューズ革命(カーボン入りシューズの登場)の後は、マラソンの記録は一気に速くなり、そのシューズを履きこなすためのノウハウも蓄積されてきました。したがって、マラソンを攻略するために、月間走行距離を増やしていくような走り込みを否定していくような時期もありました。

ところが、シューズの恩恵も一巡(?)すると、逆にカーボン入りシューズ特有の故障やケガに悩まされるランナーたちも増えてきました。すると、今度は再び「走り込み論」が台頭してきた感もあり、「しっかりと走り込んでマラソンに挑む」従来のスタイルへ回帰しているような……。

要は、カーボン入りシューズに負けない脚力などは、補強運動(筋トレなど)や動きつくり(ドリルなど)でもある程度補えますが、マラソンを走り切るために必要な脚力は走り込んで鍛えていくのが最も効果的だと……。

また、スタミナ(持久力)をアップさせるには、長時間動き続けるしかその攻略方法が見当たらないのも、マラソンの難しいところとも言えるでしょうか(技術的ではない)。つまり、上記したような動きづくりや補強運動を毎日継続し、フォームが改善されたとしても、スタミナが無ければマラソンを走り切ることすらできないのです。

そして、この考え方はいつの時代も変わらず、マラソンを目指した走り込みは「手間と時間」がかかります。また、一度身につけたスタミナも、サボればすぐに抜けていきます。つまり、どんなに速いランナーも、コンスタントに走り込みを継続していないと、マラソンの安定したパフォーマンスは残せないのです。

そこがマラソン競技の残酷な部分でもあり、「誰もが平等にチャレンジできる魅力」でもあるのでしょうか……。

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