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2024春を走る・7

【2024春を走る・7】今週末は「かすみがうらマラソン大会」が開催されます。また、同日は全国各地で、マラソンなどのロードレース大会も開催され、多くの市民ランナーが出場します。あらためて、出場される皆様方の快走を祈念いたします。

4月は季節的には春ですが、気温が一気に上がってくる時期でもあります。また、「今年も春まで続くエルニーニョ現象の影響などにより、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、4月から最高気温が30度以上となる真夏日が出る可能性がある」と話している専門家もいます。

幸い、「かすみがうらマラソン大会」が開催される地域の週間天気予報においては、そこまで気温が上がる可能性は低いですが、最高気温は20度を超える予報です。もちろん、30度を超える中を走ることは厳しいですが、この時期の20度を超える気温も体にはこたえます。

また、スタート時間が、9時から10時の間に設定しているマラソン大会は多いので、結果的にはゴールに向かうにしたがって、気温はグングン上昇していきます。つまり、スタートの気温が10数度でも、ゴール時は20度を超えている可能性があります。

多くのランナーが、十分な暑熱順化ができていない時期だけに、熱中症や脱水などに対する注意が必須です。と、言いながら明後日のマラソン大会に向け、今から暑熱順化を実施することは相当難しいですが、レース中の暑さ対策やその準備は可能な限り実施しましょう。

そこで具体的な対策として、いくつか書き出してみます(安田の思いついたもの)。特に、5時間以上の完走を目標にしている市民ランナーの皆様ほど、暑さ対策の準備は入念にしてほしいと思います。

一つ目は、給水に関することです。特に、後半は給水用の水などが不足している場合もあります。その対策として「小銭などを持参して走る」のが良いでしょう(スマホを持参し、電子マネーでも良い)。

二つ目も給水に関することです。これも後半の給水地点においては、紙コップなどが不足する可能性があります。そこで「給水用のマイカップを持参して走る」。いつでもすぐに飲める折りたためる簡易的なカップなどを持参しておくことを推奨します。

三つ目は「服装」です。帽子やサングラスはもちろんですが、可能な限り薄着でスタートするようにしましょう。日焼け防止や膝や脚筋などを守るための服装は理解できますが、その結果、暑さに負けてしまっては逆効果になります(可能な限り簡易的なサポーターを)。

そして、最後は「勇気ある撤退」です。そもそも暑さに自信のない方は、スタート地点に立たない選択も正解です。もちろん、スタート後、厳しいと感じたなら途中で歩いたり、休んだりしましょう。それでも体調が回復しない場合は、迷わず「リタイヤ(棄権)」。

以上、ありきたりな対策を記載しましたが、4月以降のマラソン大会は本当に危険が伴います。この点は十分に理解して挑むようにしましょう。

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