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2015-12

年末年始2

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【年末年始2】年末年始のトレーニングについて考えていきます。

はじめに、年末年始に走り込みを実施する目的です。言うまでもなく、世間一般はゆっくり過ごす期間にわざわざ走り込みをするには強い動機付けが必要です。

特に、ご家族や周りを説得して理解を得るには尚更です。まずは自分自身の中において、「マラソンで目標の記録を達成する」と、強く思うことが不可欠です。

実は多くの市民ランナーはこの時点で家族や周りの動向に流されてしまい、予定していた走り込みができなくなります。そして、結果的には1月下旬から2月上旬のマラソンで失敗するケースは意外と多いのです。

したがって、この年末年始に走り込みを実施することが難しいと、予め予測できる方は目標のマラソンを2月下旬以降にスライドさせるのも、ひとつの方法です。

さて、今年の年末年始を確認すると、多くの方は12月29日から1月3日までが休日でしょうか。更に、12月26日、27日の土曜日と日曜日を加味すると、もう少し長いスパンで走り込みを計画できます。

このように最初に休日の日程を確認し、比較的長い休日が取得できる方は、ゆとりを持った走り込みを計画し、逆に休日が短い方は短期集中型の走り込みを計画します。

そして、多くの地域で実施されている1月1日の元旦マラソン大会は、走り込みの一環として是非とも活用してほしい大会です。大会を活用し、元日の前後に長い距離を実施するような計画はとても効果的です。

また、注意する点として以外と見落としてしまうのは、自分以外の方々も同じように休みである点です。特に、日ごろお世話になっている治療院や接骨院の多くも休みとなります。

つまり、しっかりと走り込んだ身体をいつものようにケアできません。この点は予め考慮しておく必要もあります。年末年始の走り込みを通じて、風邪をひいたり、怪我や故障をしないことは大前提になります。

年末年始

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【年末年始】今年も残り2週間弱と迫ってきました。10月から本格的なマラソンシーズンがはじまり、年内のマラソンもほぼひと段落してきた感じですが、皆さんはいかがでしょうか。

そして、新しい年が明けると再び後半のマラソンシーズンがはじまります。しかし、その前に年末年始があります。毎年のことですが、クリスマス、忘年会、大掃除、お正月、駅伝観戦…、ビッグイベントが目白押しです。

また、この年末年始は多くの市民ランナーにとって重要な時期となり、年明けのマラソンシーズンに大きな影響を与えます。

具体的には、年明けの1月から2月前半のマラソンを目標にしている市民ランナーの皆様にとっては、最後の調整期に入っていきます。また、2月後半から3月のマラソンを目標にしている方にとっては、最後の走り込み期となります。

今年の11月から12月のマラソンで自己記録を達成した方にとってもこの年末年始の過ごし方によっては、年明けのマラソンは厳しい状況になります。逆に、思うような結果を残せなかったランナーにとっては、調子を取り戻せるチャンスにもなります。

何れにしろ、市民ランナーの皆様にとって年末年始は、マラソンの結果を左右する最も重要な期間になります。

次回は、具体的な年末年始のトレーニング計画について考えていきます。

福岡国際マラソン・2

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【福岡国際マラソン・2】伝統の福岡国際マラソン選手権大会が、12月6日に開催され、今大会は来年開催されるリオ五輪の日本代表選考レースでもありました。結果は、日本人1位は佐々木選手が「2時間8分56秒」。また、注目の公務員ランナー川内選手は8位に終わりました。

さて、かくいう私もほぼ毎年この大会に選手のコーチとして帯同しており、もちろん今年も沿道から応援しました。ところが、男子マラソンの場合、女子マラソンの応援と違い、全体的にスピード感があります。したがって、地下鉄等の交通機関を活用しても直接応援できる箇所は限られてきます。

ここ数年は、スタートを見届けた後は18k付近で応援し、ゴールの平和台陸上競技場に戻って残り300m付近で応援するのが通例になっております。最初のスタート地点では緊張感とリラックスしたマラソン独特の雰囲気が入り混じっており、選手の顔からも笑顔が見られます。

18k付近では、どの選手も記録を目指す気迫が表情や走りから感じることができ、それぞれの集団で通過していくのが特徴的です。なかでも市民ランナーの大きな集団としては、2時間20分突破を目指す集団、2時間27分突破を目指す集団、2時間30分突破を目指す集団の3つが沿道からも確認できます。そして、2時間40分突破を目指す集団は、どの集団よりも大きくなっています。これらの集団は毎年恒例となっており、今年もそれぞれの集団が目の前を駆け抜けていきました。

もちろん、この地点ではどのランナーも元気です。

スタートして2時間5分あたりが経過すると、先頭のランナーが平和台陸上競技場に戻ってきます。今年は3位に入賞した佐々木選手が、2時間8分台に入るか否かの微妙なタイムで残り300mを通過しましたが、渾身のラストスパートで見事に2時間8分台を達成しました。

競技場に帰ってきたランナーたちにとって残り300m地点は目標の記録を突破できるか否か、最後の見えない関門です。まるでトラック競技のような猛スパートで壁を突破するランナーがいます…。逆にそこで立ち止まってしまうランナーがいます…。まさに人間ドラマです…。涙が出てきます…。

■2時間20分突破の市民ランナー数:0人。■2時間27分突破者数:74名、2時間30分突破者数:115名、2時間40分突破者数:430名。

出場されたランナーの皆様、たくさんの感動ありがとうございました!

福岡国際マラソン

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【福岡国際マラソン】今年も残り1ヵとなりました。しかし、マラソンや駅伝はこれからがシーズンのピークを迎えます。

その皮切りとなるのが、明日開催される伝統の福岡国際マラソンです。この大会は言う間でもなく、男子マラソンにおいては国内最高峰の大会です。

かつては、参加資格が「2時間26分以内」で「有効期間が1年」と厳しい時代もありましたが、今では市民ランナー方も手の届く大会へと、リニューアルしました。

今回の同大会は、リオ五輪の代表選考レースになっており、誰がその切符に近づくか楽しみです。

出場される皆様の快走を心より祈念いたします。

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