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2014-10

アジアパラ・3

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【アジアパラ・3】韓国・仁川において開催されていたアジアパラ大会は、10月24日に閉幕しました。おかげさまで、陸上競技(身体陸上)のチームジャパンは目標のメダル獲得数を上回る成績を残すことができました。ご支援いただいた皆様方に対し、あらためて御礼申し上げます。

◆陸上競技(身体陸上)のメダル獲得総数32個:金メダル数13個、銀メダル数11個、銅メダル数8個。※知的陸上と合わせた陸上競技全体のメダル獲得数も42個と、目標を上回る成績でした。

また、もうひとつの目標だった自己記録(PB)の更新も16個と、調子のピークを合わせるピーキングもしっかりとできました。※前回大会は5個。

さて、今回のアジアパラでは中国の圧倒的な強さや新興国の躍進等々、アジアのレベルアップのスピードに驚きも感じました。特に、傷痍軍人をパラスポーツに積極登用している国々の躍進は目覚ましく、これからはこのような流れが主流になるのかもしれません…。

しかし、日本(身体陸上)も前回のメダル獲得数16個(金メダル6個)から2倍になり、大きく躍進した国のひとつに数えられます。他の躍進国との比較ばかりして悲観する必要はないのです。

今回、陸上競技(身体)が、大きく飛躍することができた最大の要因は、「自己記録の更新」です。自己記録の更新については年間を通じた強化目標であり、少しずつでも「自己記録の更新」こそが、唯一確実に世界へつながっていく道であります。

来年の世界選手権、2016年のリオパラリンピックに向けても、この「自己記録の更新」を軸に強化していきます。

今後とも皆様方の絶大なるご支援ご声援をよろしくお願い申し上げます。

アジアパラ・2

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【アジアパラ・2】陸上競技がはじまり4日目が終了しました。2日目と3日目は冷たい雨の中での競技となりましたが、選手たち全員が体調を崩すことなくここまで戦えています。

まずは、ここまでのメダル獲得数を記載します。※カッコ内は、知的陸上を合わせた総数。

◆メダル獲得数:金メダル/7個(8個)、銀メダル/10個(13個)、銅メダル/7個(11個)、合計24個(32個)。

監督(身体陸上)として示した今大会の目標メダル獲得数は、金メダル6個を含む合計30個のメダル獲得です。今大会もあと2日間を残し、金メダル獲得数は目標を達成し、目標メダル獲得数も見えてきました。

そして、今大会においてもうひとつ重視した点として、自己記録(PB)及びシーズンベスト記録(SB)の更新を選手やスタッフに強く求めていますが、既に自己記録更新が11個、シーズンベスト記録更新が8個と、ピーキングも合っています。

今大会もあと2日間を残すのみとなりましたが、最後まで「風邪をひかない」を第一にアジアの強豪たちと勝負します。

最後まで皆様方の絶大なるご声援をよろしくお願い申し上げます!

アジアパラ・1

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【アジアパラ・1】10月18日から韓国・インチョンにおいて開催される「アジアパラ競技大会」のため、10月14日に現地入りしました。また、陸上競技の日本代表選手及びスタッフたちも全員が無事に選手村への入村を完了しました。同時に、ここまで体調を崩している選手はなく、調整も順調です。

また、クラス分けを受けなくてはいけない選手たちも全員が無事にパスし、あらためてエントリーした選手全員が出場可能となりました。それは現地入りして、ここまで最もホッとした瞬間でもありました。

さて、アジアパラの選手村は、先月まで開催されていたアジア大会の選手村と同じになります。マスコミ等で選手村内でのトラブルや食事等についても各種報道もありましたが、ここまでは特に大きなトラブルもなく快適です。

そして、選手たちは選手村内の各施設や陸上競技場、それに隣接する練習会場への足となるシャトルバスにも慣れてきており、選手村での生活リズムを掴みつつあります。

いよいよ18日の夜に開会式があり、19日から熱い戦いがはじまります!

あらためて、皆様方の絶大なるご声援をよろしくお願い申し上げます!

雨中での走り込み

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【雨中での走り込み】いよいよ10月に入りました。多くの市民ランナーたちにとっては、マラソンに向けた本格的な走り込み期となります。特に、10月は天候も比較的安定し、日中に走り込むには最適な季節でもあります。

ところが、今月最初の日曜日となった5日(日)は、台風の影響で全国的に大荒れの天候となりました。私の拠点である千葉県富津公園においても土曜日から雨となり、風も強まりました。幸い、公共交通機関は何とか動いていたのと、関東への接近はもう少し時間があったので、富津合同マラソン練習会は実施しました。

そこで今回は、雨天時の走り込みについて考えていきます。

はじめに、「皆さんは雨が降ったら外で走りますか?」

このような質問を市民ランナーの方々に向けると、「走らない」と答える方は意外と多く、驚くことがあります。今度は続けて「マラソン当日、雨が降ったら?」と質問をすると、「もちろん走ります」と…。

実は、マラソン大会をはじめ陸上競技大会は原則として中止がありません。雨が降ろうが雪が降ろうが開催されるのが一般的です。但し、その影響により公共交通機関に混乱が生じている場合は中止されることはありますが…。

したがって、雨天でもマラソン大会が開催される以上、雨の中でも走り込みを実施しておく必要があります。私が個人的にこれまで指導してきた市民ランナーの中には、やはり雨天時は走らないという方もいました。真面目にコツコツと走り込むタイプの方なのに、なぜか急に走行距離が少なくなってしまう月がありました。

当初は、あまり気にしなかったのですが、練習報告書を詳しく分析すると、天候が雨の日は走っていなかったのです。本人と話をすると、やはり雨の日は走らなくて当然と言った感じでした。もちろん、頭ごなしにその考えを否定する訳にはいかないので、ある一定期間、雨天時は走らないトレーニングを継続させましたが、案の定、結果がでません。なぜなら、日々のトレーニングが途切れてしまうからです。

その後は、日々のトレーニングを地道に継続していく重要性を理解し、雨天時でもしっかりと走り込むようになり、走りも安定してきました。さて、今更ながらこれから寒くなっていく季節ですが、更に雨の中を走り込むための注意点をいくつかあげてみます。

◆注意点1).防雨対策を考えて走る(ウィンドブレーカー、簡易カッパ、等)。◆注意点2).雨や風の強さに応じて内容を調整する(距離、設定タイム、等)。◆注意点3).練習後の風邪対策を予め準備しておく(着替え、お風呂、食事、等)。

以上の3点は、最低限考えてほしい注意点です。もちろん、台風のような大雨の中を無理に走ることは、命の危険にも曹禺します。そんな状況の中での走り込みは、逆に勇気を持って中止して下さい。そのためにも雨天時でも安心して走れる体育館やアーケード街等を確保しておくことも必要不可欠です。

そして、秋のマラソンを攻略するための重要なキーワードのひとつが、「雨天時の走り込み」であることを、頭の中に入れておくことは必要と考えます。

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