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千葉県民マラソン

千葉県民マラソン

【千葉県民マラソン】今年で40回目の記念大会となった千葉県民マラソン大会が、先日の3月4日に開催されました。会場は、私の地元であり、トレーニング拠点でもある千葉県富津市富津公園を含む富津市内のロードです。

そして、今年も日本ブラインドマラソン協会の強化指定選手13名も同大会に招待頂き、日ごろお世話になっている富津コースを一般ランナーの皆様方と一緒に快走することができました。あらためて、関係者の皆様方に御礼申し上げます。

さて、今年の大会は気温が20度まで上昇し、風も強く、コンディションとしては最悪でした。特に、ハーフマラソンはスタートから7キロ付近まで強い向い風、一旦追い風になるも、15キロ過ぎからゴールまでは再び強い向い風と、記録を狙うには厳しい条件でした。

そんな中、期待の若手選手が快走してくれました。特に、10キロの部に出場した男子T11クラスの唐澤選手と女子T13クラスの松本選手が共に自己記録を大幅に更新。

両選手ともわずか1年前までは素人同然の選手でしたが、毎月この富津で強化合宿を地道に重ねてきた結果、大きく飛躍したのです。

4月から本格的なトラックシーズンに入りますが、今年は両選手とも世界と戦えるステージまで記録をのばしてくれると、期待できます。

また、その富津での強化合宿中に実施する30キロ以上の距離走については、私が直接コーチするクラブチームに所属している市民ランナーたちも一緒に切磋琢磨しています。もちろん、この大会にも多数参加しました。

千葉県民マラソン大会は、一般部門として男女ハーフマラソン、男女10キロと大きく4部門に分かれています。今大会においては、男子10キロ総合と女子10キロ総合、更に、女子ハーフマラソン総合の3部門を私のクラブチームに所属する方々が優勝と、こちらも飛躍することができました。

しかし、1番の特筆事項は、今年50歳を迎える同クラブチーム所属で男性市民ランナーのAさんが10キロで、10年ぶりに自己記録を更新したことです。この10年間、Aさんは腐ることなく、コツコツと富津で走り込んできた地道な努力が再び開花したのです。

今後も引き続き、障がいの有無に関係なく、マラソンを目指す同じランナーとして共に切磋琢磨してきた良い流れをしっかりと継続していきます。

第37回千葉県民マラソン大会

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【第37回千葉県民マラソン大会】第37回を迎えた伝統の千葉県民マラソン大会が、千葉県富津市で開催されました。この大会は昨年からハーフマラソンと10kが日本陸連公認となり、今年の参加者は過去最高の5750名となりました。

はじめに、手前味噌になりますが、この大会は私も20代のころ、5連覇を達成したこともある思い出の大会です。今では日本盲人マラソン協会の強化指定選手も招待選手として毎年参加させていただけるようになり、この大会への愛着はますます深くなっております。

今回、日本盲人マラソン協会からは、エース級の選手がほぼ全員参加し、全盲の和田伸也選手は10kで「33分33秒」、弱視の熊谷豊選手はハーフマラソンで「1時間11分37秒」の自己新記録をマークしました。今年は、IPC世界陸上選手権も控えており、メダルへの期待が膨らみます。

さて、昨年から日本陸連公認大会にグレードアップしたことも手伝って、今年の大会は特に女性市民ランナーたちの快走が目につきました。

女子39歳以下10kでは、高校生の出場もあったとは言え、3位までが33分台、8位までが35分台。女子40歳以上10kでも2位までが38分台、7位までが42分以内と、こちらもハイレベルでした。

同様に、女子39歳以下ハーフでは、優勝が1時間19分台、8位も1時間26分台、1時間30分を突破した女性市民ランナーたちも多く、ゴール姿は誰もが輝いていました。そして、驚くことに女子ハーフの総合優勝は40代の女性市民ランナーで、記録も1時間18分55秒と驚異的でした。

一方、同じ日に開催された伝統の「びわ湖毎日マラソン」では、冷雨の悪コンディションの中、世界を目指す先頭集団から後方の市民ランナーまでの多くが失速し、厳しいレース内容でした。

もちろん、2つの大会は目的も規模も大きく違い、比較することはできませんが、そろそろ地方の市民マラソン大会も量から質への波が少しずつ起こるかもしれません。そんな期待を抱いた今大会でした。

次のレースに向け、風邪に注意です!

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