Home > 未分類

未分類 Archive

冬を走る・1

【冬を走る・1】先日の11月27日は、日本ブラインドマラソン協会主催の「JBMAユニファインドラン」が、新国立競技場を発着点とするコースで開催されました。また、同大会は今年で40回目の開催となりました。

私も同協会のお手伝いをしておりますが、このような大会を40年も前から継続していることには驚きです。そして、ブラインドマラソンを40年も前から支えてきた方々に、あらためて感謝申し上げます。

さて、どんなことにも歴史がありますが、この大会も発足当時は相当な苦労があったと、伺っております。そして、視覚障がいランナーと一般ランナーが「輪にしたロープを握り合ってマラソンを走る」。この走法を普及させたこと自体も驚きです。また、この握り合っているロープを「絆(きずな)」と命名した点は、さらに驚きです。

同大会が発足した当時は、ブラインドマラソンはパラリンピック種目に採用されていませんでした。と言うよりも、パラリンピックや障がい者スポーツそのものが一般の方々の目に触れるようなことも、ほぼ無かった時代です。

そんな時代に、国内にブラインドマラソンを立ち上げ、同大会まで開催した先人たちの行動力と洞察力はブラインドマラソンの普及だけでなく、2024年のパリパラを目指している強化の土台にもつながりました。

どんなスポーツも「普及と強化は車の両輪」と言いますが、まさにそれを体現できる貴重な大会であり、あらためて身の引き締まる1日となりました……。

引き続き、ブラインドマラソンへのご理解ご支援をお願い申し上げます。

秋を走る・13

【秋を走る・13】マラソンシーズン真只中ですが、毎年この時期に考えることは、「マラソンの連戦について」です。つまり、毎週フルマラソンを走っても大丈夫なのか否についてです。中には、そんなことを気にすることなく、ほぼ毎週末ごとにマラソンを楽しんでいる市民ランナーの方は、意外と多く見受けます。

一方、いわゆる実業団選手と言われる方々は、そうでないのが特徴でしょうか。専門的な文献などには、マラソン後は一定期間体を休め、リフレッシュすることを必ず推奨しています。もちろん、運動生理学的な裏付けもあり、その考え方が王道なのは確かです。

しかし、ご存知の川内優希選手などは、ほぼ毎週末ごとに全国のマラソン大会を転戦し、実戦を積むことでトップクラスの走力を手にしてきました。その川内選手に対するコメントも、当初は批判的な意見が多かったと記憶しておりますが、記録と成績が伴ってくると、その評価は真逆になりました。

では、他の実業団選手は何をしているのでしょうか。もちろん、正確な情報を把握することはできませんが、マラソンを目指している選手は間違いなく走り込みを実施しています。その走り込みは、目標のマラソン大会から逆算し、概ね3ヵ月から4ヵ月前あたりから開始するパターンが一般的です。

また、走り込みの内容は個々に違いますが、多くの選手は40k前後の距離走を週に1回程度の頻度で取り入れていく流れは、今も昔もそんなに変わっていません。つまり、目標のマラソン大会に向けた走り込みの中において、40k走を少なくとも5回から10回程度は実施しているでしょうか。

前述した川内選手はほぼ週末ごとにフルマラソンを走りながら高い走力を身につけていきました。一方、多くの実業団選手は40k走を何度も繰り返すことで、マラソンで戦える走力を手にしています。要は、どちらのパターンもほぼ1週間ごとに「フルマラソンを走っている」と言えます。

このように見ていくと、マラソンを攻略するには長い距離を繰り返し走るトレーニング方法は、ほぼ間違いがなさそうです。しかし、マラソンや長い距離を走った後の休養期間やケアの方法などについては「なぞ」が多く、逆に「確実な対処方法はよくわかっていない?」とも言えるのでしょうか……。

9月を走る・2

【9月を走る・2】東京パラマラソンは無事に終わり、東京パラも閉幕しました。あらためて、ご支援いただいた皆様に心より御礼申し上げます。特に、大会が延期となり、様々なご意見が飛び交う1年でしたが、多くの方に支えていただきました。本当に感謝しかありません。

さて、そのパラマラソン当日は、まさかの「雨」となりました。2016年からの5年間は何よりも「暑熱対策」を優先してきたので、まさに想定外でした。スタート時の気温も20度、まさに暑さとは無縁のコンディションとなりました。

実は、選手村に入村した9月1日から天気が下り坂となり、気温も下がっていきました。また、入村後は暇さえあれば週間天気予報を確認していましたが、天候が回復する兆しは最後まで見えませんでした。

マラソンを走る選手にとっては、暑いよりも涼しい方が走り易いのは誰の目からしても明らかです。しかし、暑さを想定した目標タイムを修正することは、簡単ではありません。なぜなら、連日30度の中で過ごしてきた身体が、急に20度の環境下に戻ると、体調がどの程度良くなるかを数値化(タイム換算)できないからです。

今回のパラマラソンに向け、暑さや最後の上り坂を考慮した上で、T12男子マラソンのメダル圏内予測タイムを「2時間29分59秒」、T12女子マラソンの金メダル圏内予測タイムを「3時間01分26秒(8月に修正)」と、最初に設定し、そのタイムを目標設定タイム(羅針盤)として強化してきました。具体的な強化内容は割愛しますが、どんな展開になってもこのタイムで走れる調子には仕上げました。

しかし、選手村に入村後、天候は雨、気温も20度弱と想定外の状況が続き、マラソン当日も変わらないコンディションがほぼ見えはじめたので、上記した目標設定タイムを少し修正することにしました。ここで難しいのが、上記した点と、記録に対する欲が出過ぎてしまうことです。

そして、修正したT12男子マラソン(堀越、熊谷選手)の目標設定タイムを「2時間28分10秒」、T12女子マラソン(道下選手)の目標設定タイムを「3時間00分59秒」と、少しだけ上方修正しました。もちろん、この目標設定タイムで走れば絶対にメダルは大丈夫と言うことではありませんが、レース中の羅針盤になるので、レース前は必ず選手ごとに目標設定ラップタイムを示します。

果たして結果は、T12男子マラソンで堀越選手が「銅メダル(2時間28分01秒)」、T12女子マラソンで道下選手が「金メダル(3時間00分50秒)」……。どの選手もガイドランナーも、強化合宿などで蓄えてきた力を全て出し切ってくれました。……あらためて、ブラインドマラソン日本代表選手たちと、そのガイドランナーたちに感謝です。

2016年

CIMG8741

【2016年】新年あけましておめでとうございます!

さて、2016年もスタートしましたが、今年はオリンピック・パラリンピックイヤーです。

既にマラソン日本代表の座を決める選考大会も開催されておりますが、マラソンは他のスポーツと違い市民ランナーの皆様も同じ選考大会に出場できます。もちろん、代表になるには並大抵のことではありませんが、日本代表を目指すエリート選手たちと同じ夢を追いかけることは可能です。

残りの選考大会は、男子が2月の東京マラソン、3月のびわこ毎日マラソン。女子が1月の大阪国際女子マラソン、3月の名古屋ウィメンズマラソンとそれぞれ2回ずつ残しております。出場予定の皆様におかれましては万全の体調でスタートラインに立てることを心より祈念しております。

2016年も昨年同様、富津練習会を軸に地道な走り込みを継続していきます。

本年もよろしくお願い申し上げます。

※このブログもおかげさまで、400回を超えました。

お詫び

諸事情により、アクセスのできなかった期間が発生しておりました。

深くお詫び申し上げます。

復帰しましたので、引き続きよろしくお願い申し上げます。

菅平合宿

H27-5-5 039

【菅平合宿】GWを活用し、5月3日から5月5日の日程で、春季合宿を実施しました。場所は、夏合宿でお世話になっている長野県菅平高原です。

今回の合宿は、期分け的に言うと「スピード養成期」なので、トラックでのトレーニングに終始する内容としました。

また、都内では既に気温も20度をこえる日も多くなり、走り込むには厳しいコンディションになってきましたが、菅平高原は日中も涼しく、走り込むには絶好のコンディションとなりました。

具体的な合宿の実施内容は次のとおりです。

■5月3日午後:3000m×3本+1000m。■5月4日午前:16000mペース走、午後:200m×20本。■5月5日午前:3000m+2000m+1000m。

以上の内容で、全てのトレーニングをトラックにおいて実施しましたが、トレーニングを実施したトラックの標高も1300mあり、苦しさを訴える参加者もいました。

さて、今回の合宿が直ちに自己記録へ結びつくとは言えませんが、日々のトレーニングとは違う苦しさや辛さを体感できたことは、合宿の目的を十分に達成したと言えます。

この後、各種ロードレースやトラックでの記録会にエントリーしている方も多く、今回の苦しさや辛さを思い出し、粘り強い走りを期待しております。

そして、8月から再びこの菅平高原において、夏季合宿を予定しております。もちろん、今度の合宿は秋のマラソンに向けての走り込みとなり、ロードやクロカンでのトレーニングとなります。

皆様方の快走を心より祈念いたします。

ホーム > 未分類

Search
Feeds

ページの先頭へ